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QXはあらゆるカスタマイズに対応していますから、いったい何処から手を付けて良いのかわからなくなってしまう恐れがあります。そこでまず新しいキー定義ファイルとHTML作成用に新しいレジストリ番号(デフォルトは1番)を与えたQXを作る事から始めましょう。それからショートカットキー、ツールバー、マクロ、短縮入力、その他のカスタマイズへと進む事にします。 |
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既にあるキー定義ファイル(qxwkey.ini)を開き新しい名前を付けて保存します。『新しい名前を付けて保存』はプルダウンメニュー『ファイル(F)』の中にあります。新しいファイル名はhtmlkey.iniなどとするとわかり易くて良いかも知れません。 |
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一番簡単な方法はデスクトップ上にQXのショートカットを作り、ショートカットアイコンを右クリック→『プロパティ(R)』→『ショートカット』の中の『リンク先』でHTML作成用のレジストリ番号とHTML用キー定義ファイル名を与える方法です。向かって右側の画像はレジストリ番号3、htmlkey.iniと言うキー定義ファイル名を起動オプションとして与えたショートカットのプロパティ画面(8KB)です。ここで注意しなくては行けないのはQXのあるフォルダと作業用フォルダが違う場合、キー定義ファイルをフルパスで指定する必要がある事です。またスペースを含んだフォルダにある時にはファイル名をダブルクォテーションでくくってください。同時にプログラム名もダブルクォテーションでくくっておけば更に安心です。起動オプションは他にもいくつかありますので、QXのヘルプファイルの『起動時のオプション』を参照してください。 |
【例】 |
リンク先 "C:\QX\QXW32.EXE" "-kC:\QX\htmlkey.ini" -3 |
作業用フォルダ C:\homes\current\member.nifty.ne.jp\kay |
ひとくちメモ |
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次はQXの動作や表示状態についていろいろな設定をします。共通設定で設定する項目は全てのドキュメントに対して有効となります。プルダウンメニュー『その他(O)』の中にメニューがありますのでそこから設定ダイアログを開きます。たくさんの設定項目があって戸惑うかも知れませんが、分からない項目があれば右上にある『?』マークをクリックしその項目上で再びクリックしてみてください。ツールチップによるヘルプが現れます。もちろん普通のヘルプもあります。殆どの項目は皆さんのお好みに合わせて設定するだけで良いのですが、一つだけ重要な設定項目があります。それは『マクロ』の中にある『マクロをおくディレクトリ』と言う項目で、ここにはマクロ専用のディレクトリ名を書き入れる必要があります。デフォルトでは『MACRO』と言うディレクトリ名になっていますのでここを書き換えます。マクロもQXと同じディレクトリに置いていると言う方は『MACRO』を消して空白にしましょう。 |
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次は書式設定です。書式設定は現在アクティブになっている文書に反映されます。ここではどのHTML文書を開いても同じ条件で見られるよう、HTML文書に対して書式設定を行ってみる事にします。まず既存のHTML文書を一つ開きます。次にQXのプルダウンメニュー『その他(O)』から書式設定ダイアログを開きます。このダイアログでも右上の『?』マークによるツールチップ表示(ヘルプ)が可能です。分からない項目があればどんどん参照しましょう。 |
書式設定項目の中でHTML文書を作成するにあたって設定する必要のある項目や設定しておくと便利な項目をリストアップしてみました。 |
次回はショートカットキーのカスタマイズに挑戦してみましょう。 |