[カスタマイズ編]
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どこまで出来る?!
QXのカスタマイズ
QXはあらゆるカスタマイズに対応していますから、いったい何処から手を付けて良いのかわからなくなってしまう恐れがあります。そこでまず新しいキー定義ファイルとHTML作成用に新しいレジストリ番号(デフォルトは1番)を与えたQXを作る事から始めましょう。それからショートカットキー、ツールバー、マクロ、短縮入力、その他のカスタマイズへと進む事にします。
HTML専用キー定義ファイルを作る
既にあるキー定義ファイル(qxwkey.ini)を開き新しい名前を付けて保存します。『新しい名前を付けて保存』はプルダウンメニュー『ファイル(F)』の中にあります。新しいファイル名はhtmlkey.iniなどとするとわかり易くて良いかも知れません。
ひとくちメモ
キー定義ファイル
QXのキー操作/プルダウンメニュー/ポップアップメニュー(右クリックメニューの事)/ツールバーの定義情報が書かれたファイル。キー操作とツールバーの定義は設定ダイアログから変更する事が出来ますが、プルダウンメニューとポップアップメニューの定義を変更する場合にはキー定義ファイルを直接書き換える必要があります。
ねこみみさん
のメニューカスタマイズマクロ
menucust.mac
を使うと今までキー定義ファイルを直接書き換えなければならなかったプルダウンメニューとポップアップメニューの定義の追加/変更が容易になります。メニューカスタマイズマクロの
実行画面
(35KB)
HTML専用QXを作る
一番簡単な方法はデスクトップ上にQXのショートカットを作り、ショートカットアイコンを右クリック→『プロパティ(R)』→『ショートカット』の中の『リンク先』でHTML作成用のレジストリ番号とHTML用キー定義ファイル名を与える方法です。向かって右側の画像はレジストリ番号3、htmlkey.iniと言うキー定義ファイル名を起動オプションとして与えたショートカットのプロパティ画面(8KB)です。ここで注意しなくては行けないのはQXのあるフォルダと作業用フォルダが違う場合、キー定義ファイルを
フルパス
で指定する必要がある事です。またスペースを含んだフォルダにある時にはファイル名を
ダブルクォテーション
でくくってください。同時にプログラム名もダブルクォテーションでくくっておけば更に安心です。起動オプションは他にもいくつかありますので、QXのヘルプファイルの『起動時のオプション』を参照してください。
【例】
リンク先
"
C:\QX\QXW32.EXE
"
"
-kC:\QX\htmlkey.ini
"
-3
作業用フォルダ
C:\homes\current\member.nifty.ne.jp\kay
ひとくちメモ
ショートカットの作り方
皆さんはどの様にしてデスクトップにショートカットを作っていますか? デスクトップ上での右クリックメニュー(キーボード派ならば Shift + F10)→『新規作成(W)』→『ショートカット(S)』からでしょうか? 私の場合、QXエディタのあるディレクトリを開き、QXつまり qxw32.exe を右クリック→『ショートカットの作成(S)』でQXのショートカットを作ってしまい、これをデスクトップ上に移動しています。この方法ですとリンク先にQXへのパスが既に通っているので、後は起動オプションを与えてあげるだけで済みます。それともう一つ、C\Program Files などの
スペースを含むディレクトリ
にQXをインストールしている場合には、必ず
ダブルクォテーション
でくくってあげる必要があります。ディレクトリにスペースを含まない場合は付けても付けなくても構いませんが、いつもダブルクォテーションでくくる習慣を付けておくのも良いかもしれません。
ショートカットの作り方(2)
いつもお世話になっている島田 元さんに教えて頂いたもう一つの方法は、QXエディタのあるディレクトリを開き、QXつまり qxw32.exe を右クリックしながらデスクトップ上にドラッグ&ドロップするというものです。ドラッグ&ドロップすると選択メニューが出るのでそこで『ここにショートカットを作る』を選択するだけです。これはマウス派の方にぴったりの方法ですね。
QXのレジストリ番号
皆さんの中には、どうしてレジストリ番号なんてものを与えるのか、と疑問に思われた方もいらっしゃるでしょう。今回はたまたまレジストリ番号3を使用していますが、他のレジストリ番号でも構わないのです。但し、レジストリ番号1は
デフォルトのQX専用
ですので、使わない方が無難でしょう。エクスプローラからテキストファイルを開いた時に立ち上がるQXがデフォルトのQXですが、このデフォルトQXと区別するために、別のレジストリ番号をHTML作成専用QXに与えているわけです。QXの場合、9999までのレジストリ番号を使用できますが、これは9999通りのQXを作る事も可能である事を意味します。
共通設定で設定する
次はQXの動作や表示状態についていろいろな設定をします。共通設定で設定する項目は全てのドキュメントに対して有効となります。プルダウンメニュー『その他(O)』の中にメニューがありますのでそこから設定ダイアログを開きます。たくさんの設定項目があって戸惑うかも知れませんが、分からない項目があれば右上にある『?』マークをクリックしその項目上で再びクリックしてみてください。ツールチップによるヘルプが現れます。もちろん普通のヘルプもあります。殆どの項目は皆さんのお好みに合わせて設定するだけで良いのですが、
一つだけ重要な設定項目
があります。それは『マクロ』の中にある『マクロをおくディレクトリ』と言う項目で、ここにはマクロ専用のディレクトリ名を書き入れる必要があります。デフォルトでは『MACRO』と言うディレクトリ名になっていますのでここを書き換えます。マクロもQXと同じディレクトリに置いていると言う方は『MACRO』を消して空白にしましょう。
書式設定で設定する
次は書式設定です。書式設定は現在アクティブになっている文書に反映されます。ここではどのHTML文書を開いても同じ条件で見られるよう、HTML文書に対して書式設定を行ってみる事にします。まず既存のHTML文書を一つ開きます。次にQXのプルダウンメニュー『その他(O)』から書式設定ダイアログを開きます。このダイアログでも右上の『?』マークによるツールチップ表示(ヘルプ)が可能です。分からない項目があればどんどん参照しましょう。
書式設定項目の中でHTML文書を作成するにあたって設定する必要のある項目や設定しておくと便利な項目をリストアップしてみました。
『表示』→『フォント依存』は要チェック。インターネットでは使えない機種依存文字を
黒い背景、赤いフォント
(デフォルト色)で教えてくれます。
『テキスト』→『テキスト種別』は『HTML』を指定。『強調表示』の『コメント』、『文字列』をチェックするとコメントタグ、ダブルクォテーションの中がそれぞれ強調表示されるようになります。
キーワードファイル
にはねこみみさんのHTML作成支援マクロに付属の html_kwd.txt を指定します。書式設定での
キーワードファイル設定画面
(14KB)。このキーワードファイルは『共通設定ダイアログ』→『開発/キーワード』→『キーワードファイル』で
予め
設定しておかなくては行けません。共通設定での
キーワードファイル設定画面
(12KB)
【注意】
html_kwd.txt はマクロ専用のディレクトリではなく、
必ずQXのあるディレクトリ
に置いてください。
『見出し』に
<!
(DOCTYPE宣言などの文頭)、
/*
と
*/
(スタイルシート用コメントタグ)、
<LINK
と
<link
(リンクタグ文頭)、
<META
と
<meta
(METAタグ文頭)をそれぞれ設定し、『見出しを強調表示』、『先頭の空白を無視』項目をチェックしておくと、先頭にタブやスペースがあってもMETAタグなどが強調表示されるようになります。
『辞書』→『自動辞書引きを行う』をチェックしておくと、RGB値,#xxxxxxの
色のポップアップ表示
が可能になります。表示される色数はディスプレーの表示色数に左右されますので256色モードだと表示されない色もあります。
全ての設定を終えたら
、必ず『設定の保存』→『保存』で保存しておきます。設定ダイアログの『コメント』欄には『HTML文書』、『適用するファイル』欄には『*.htm;*.html;*.css;*.shtml』と記入します。
次回はショートカットキーのカスタマイズに挑戦してみましょう。
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