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他のエディタやワープロを使っていて QX も試しているとか、「使いはじめたけれども、ちょっと難しくて戸惑っている」といった方々の補助になりそうな項目をピックアップしてみました。思いつくたびに追加して行きます。

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<拡張子による書式設定>
<起動時のオプション> <バージョンアップ> <キーワード機能>
<バインダを使ってみたい> <英語以外の欧州言語>
<キー定義ファイル> <右クリックメニュー> <自動辞書引き>
<スペルチェック> <色テーブルの切替>

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書式の設定や読み込みの方法がよく分かりません
「その他」メニューから「書式設定」→「設定の保存」→「保存」→「ヘルプ」ボタンに、拡張子による書式設定の方法が簡単に紹介してあります。これだけでは分かりにくいので、ちょっと例を出して説明しましょう。



上の画像は、「書式設定」→「設定の保存」を選択したところです。ユーザーが書式を何も設定していないデフォルト状態では、書式 2、3、4、と 15 だけが設定されています。

設定を拡張子に割り当てて保存したいときは、まず設定したいファイルを開き、希望の書式(フォント、行桁、色など)に設定した状態で、「書式設定」→「設定の保存」→「保存」とクリックし、表示されるダイアログにコメントと割り当てる拡張子を入力してから、「OK」ボタンを押します。もちろん、*.txt などの拡張子はすべて半角文字で記入します。これで、次回そのファイルを開くときには、設定をいちいち読み込まなくても、最初からその拡張子に割り当てた書式でファイルが開きます。

「ファイル」→「新規作成」を実行すると新しく(無題)ファイルが開きます。この「無題」ファイルを開く際に、好みの書式で開きたい人もいますね。その場合は、(無題)ファイルを開いている状態で好きな設定にしておき、上の画像のように、設定の5番を選択しておいて「保存」ボタンを押します。そこで、コメントに「無題ファイル」と書き、「適用するファイル」の覧には * だけを記入します。これで、次回ファイルを新しく作成するときはその設定で開くことができます。

15 番の *.* は、「何らかの拡張子が付いているファイル」を表しています。* は、ワイルドカードを示すマークです。つまり *.* では、ピリオドが一つあり、その前にファイル名、ピリオドの後ろに txt や mac などの任意の拡張子が付いている状態を示しています。

例 1 → なんじゃもんじゃ.stx
例 2 → ほげらもげら.001

お勧めは、画像に示したように 14 番に *.txt を設定する方法です。プレーンテキストファイルは、Windows 環境では通常 txt という拡張子を付ける場合が多いので、この最も汎用性の高い拡張子をできるだけ下の方に設定します。これは、QXが拡張子によってファイルの書式を読み込む際に、設定の 1 番から順番に読んでくるからです(上記の「ヘルプ」に解説があります)。

このように 14 番に *.txt を設定する理由は、同じ txt 拡張子を持つファイルでも、その中で細かい使い分けをしたい場合があるからです。たとえば 13 番に、小説*.txt という設定をしておけば、
小説001.txt
小説ちんぷんかんぷん.txt
などのファイル名を持つファイルがこの書式で読み込まれます。

また 12 番に、たとえば *随筆.txt という設定をしておけば、
八月の随筆.txt
0022随筆.txt
などのファイル名を持つファイルがこの書式で読み込まれます。

これで、残りの 6 番から 11 番までに必要な拡張子を設定すれば出来上がりです。後で追加したくなるので、2,3 個開けておく方がよいでしょう。
例 → *.nov(小説用書式)
例 → *.esy(エッセイ用書式)

なお、HTML ファイル用としては、*.htm* としておけば、拡張子が html でも htm でも、両方同じ書式で読み込んでくれます。



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ヘルプにある「起動時のオプション」ってなに?
エクスプローラで、QXのインストールしてあるフォルダ内にある Qxw32.exe(QXの本体)を選択し、デスクトップ上にドラッグしてショートカットを作ります。作成されたショートカットを右クリックすると、「プロパティ」の項目が見えるので、これをポイントします。下のようなダイアログが出ますね。



この「リンク先」に表示されている  C:\Qx\QXW32.EXE(ディレクトリは各自違います)の後ろに続けて、いろいろなオプション記号やファイル名を書き込むことにより、各ユーザーの希望に合った特定のQXを起動することができます。これを「起動時のオプション」と呼んでいます。

例: C:\Qx\QXW32.EXE -2 -E -P.... -F.... -K.... -M....

QXW32.EXE の直後に記入してある -2 に注目してください。この数字で、起動するQXの「レジストリ」を指定しています。ここには 1 から 999 までの数字を指定することができ、異なった数字を指定したショートカットを作っておけば、目的に応じて複数のQXを同時に起動することが可能となります。レジストリ活用の詳細については、Tips コーナーを参照してください。

また、「作業フォルダ」に記入したディレクトリが、起動したQXの「カレントディレクトリ」になります。常駐リストの「ファイル一覧」には、デフォルトでこのディレクトリが表示されるようになります。

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バージョンアップって、面倒なのかな?
QXは、できるだけすべての設定および機能を、各ユーザーの自由な選択に任せるような設計になっています。しかしその反面、設定作業などがやや面倒になっていることもあります。バージョンアップにもそれが現れていますが、心配には及びません。

さて、Readme.txt には何種類かのバージョンアップ方法が記載してあるので、迷う人も多いでしょう。しかし以下で解説する基本さえ押さえておけば、QXのバージョンアップ作業は非常に安心・確実なものになります。 ここでは、最も簡単で理解しやすい「例2」の記述 (薄い色で表示した文章) を追いながら、簡単に解説しておきます。 (なお、QXを C:\QX にインストールしてあるとします。)

1 C:\QX\*.INI を(フロッピーディスクなどに)バックアップします。

この「C:\QX\*.INI」というのは、「QXのあるフォルダの中の、.INI という拡張子が付いたファイルすべて」という意味です。結構たくさんありますが、基本的に重要なのは、QXW.INI(「共通設定」が保存されているファイル)、QXWMODE.INI(「書式設定」が保存されているファイル)QXWKEY.INI(ユーザー固有のキー定義が保存されているファイル)の 3 つです(その他の INI ファイルも、必要に応じてフロッピーに保存して置きます)。

 また、修正したテキストファイルなどがあればそれもバックアップしてください。

QSHORT.TXT (短縮入力ファイル)や KEYWORD.TXT (キーワードファイル)など、各ユーザーが内容を変更して使用するテキストファイルです。これらは、QXN6**.LZH に含まれるファイルを全部解凍すると、新しいものに上書きされます。

2 QXN6**.LZH を C:\QXW に解凍します。

解凍ソフトには、Lhmelt のように解凍するファイルをユーザーが選択できるものもありますが、lhasa では、LZH 書庫内のファイルが全部解凍されます。この場合は、Readme.txt に記載されているようにファイルをバックアップしておきます。

「Tips コーナー」でご紹介する 「簡単バージョンアップ」 方式を利用すると、lhasa のように書庫を全部解凍してしまうアプリケーションを使用しても、上に挙げた INI ファイルやテキストファイルのバックアップを取っておく必要がありません。

3 qxmenu.dll の解凍に失敗するときは、setup /c を実行(QXN611.LZH に含まれている SETUP.EXE)してから解凍して下さい。

これは、QXのバージョンアップ作業の前に、エクスプローラ上でファイルの右クリック(コンテキストメニュー)から何らかのファイル(テキストファイルに限らない)を起動した場合に起こる現象です。setup /c は、DOS ウィンドウ上で実行するか、または Windows の「スタート」→「ファイル名を指定して実行」で、QXディレクトリ内にある Setup.exe を指定し、そのあとに /c と書き込んで実行します。

可能であれば、ファイルを開くときには必ずショートカットから開く、ダブルクリックで開く、常駐リストから開く、などの癖を付けた方がよいでしょう。

4 バックアップした *.INI を C:\QXW\*.INI に戻します。  注:SETUP を実行する必要はありません。

上記の「簡単バージョンアップ」を使えば、この作業は不要となります。

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キーワード機能って、どんなときに使うの?
すでにマクロキットをインストールしてあり、マクロフォルダ内にマクロファイル(.mac という拡張子の付いたファイル)がいくつかコピーしてあるユーザーは、これをQXで開いてみてください。コンピュータ言語で決まっているコード部分に、識別しやすいように様々な色が付いています。これがキーワードです。試しに任意の文字列を記入してみても、色が付きません。マクロの作成を含めて、プログラミングには欠かせない機能なのです。

しかしこれはほんの一例で、例えばねこみみさん作の「html 作成支援マクロ」に付属の html 用キーワードファイルを導入すると、html ファイル上でタグだけがきれいに色付けされます。これは見た目の問題だけでなく、タグの記入間違いを防止するためにも非常に有効です。

こうした特殊目的だけでなく、自分の指定したキーワードが編集画面上で常に強調表示(違った色で表示)されると、何かと便利なことが多いものです。

例えば英文を打つときに、特定の会社名や個人名などをキーワードに指定しておくと、スペルを間違えると強調されないのでスペルチェック目的に使用できます。またこうした固有名詞は、文中で違った色で表示されていると視認性の面で好都合なことが多いものです。またキーワードを使用すると単調な画面に変化が出て、編集作業が楽しくなると言う利点もあります。特に長時間エディタとにらめっこをしなければならないユーザーにとってはうれしい機能でしょう。

QXにデフォルトで含まれているキーワードファイルは、QXディレクトリ内にある KEYWORD.TXT です。これにはあらかじめサンプルのキーワードが含まれていますので、参考にしてください。なお、http:// で始まるURLも、デフォルト状態で強調表示されるようになっています。



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「バインダ」を使ってみたい
「バインダ」とは、その名の通り複数のファイルを束ねて整理することです。ファイルをプロジェクトごとに整理しておきたい場合、適当な名前を付けて一つの「バインダ」として扱うと非常に便利ですね。もちろん、元ファイルは複数のディレクトリに分散していても構いません。

デフォルトで編集画面の左側に表示されている一覧部分のことを「常駐リスト」と呼びます。バインダは、この常駐リスト上に表示されます。バインダを使うには、とりあえず常駐リスト上でマウスを右クリックし、「バインダ一覧」を選択してください。最初はなにも表示されませんが、さらに右クリックして、表示されるメニューから「新規バインダ」を選択してください。

表示されるダイアログの「ヘルプ」に詳しいことが書いてあります。エクスプローラから、登録したいファイルをバインダウインドウにドロップするだけです。試しにバインダを2,3個作ってみてください。あとで削除するのは簡単なので、適当で構いません。

さらにキー定義ファイル(QXWKEY.INI のこと。詳細はその項目を参照)を開いて、「バインダ」という新しいメニュー項目をつくるか、あるいはすでにあるメニューの名称部分に、以下のように書き込んで保存します。

[MenuBar]
menubar "$ バインダ(&B)"

こんな風に「 $ 」という文字を付けると、そのメニューに自分が登録したバインダがプルダウン表示されるようになります。さらに、このプルダウンメニューから現在編集中のファイルを希望のバインダに追加する事も可能です。

(メニューの表示を更新するには、QXを再起動する必要があります。再起動しないで更新する方法については、Tips コーナーを参照してください。)

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ドイツ語やフランス語、スペイン語などを編集したい
Shift Jis で文字コードを扱う通常のQXでは、フランス語、ドイツ語、スペイン語など、単語の上にアクセント記号やウムラウトなどの特殊記号を表示するテキストは編集できません。しかし「起動時のオプション」で “ -E ” を指定したQXを立ち上げると、これらの特殊文字を自由に使用することができ、美しいフォントで印刷することも可能です。

あらかじめ、現在使用中のQXの設定を他のレジストリ(例えばレジストリ 2)に書き込んでおき、

C:\Qx\QXW32.EXE -2 -E

と記入したショートカットをダブルクリックすれば、「欧文用QX」が立ち上がります。なお、この「欧文用QX」では、日本語はすべて文字化けして表示されますので、ご注意ください。

ウムラウトやアクセント、スペイン語のエニョなど特殊文字の入力には、かぶねこさんのマクロか、「げんちゃんのお試しページ」にある拙作の「欧文特殊文字入力マクロ」(今すぐ行ってみる)を試してみてください。

なお、QXエディタで英語を含めた欧文を扱うことの多いユーザーは、日本語から英語への翻訳を専門にしておられる翻訳家 “かぶねこ” さんのHP(今すぐ行ってみる)を一度訪問してみてください。使用上のヒントや印刷する際の WinLPrt との連携などについても、有益な情報が得られるでしょう。

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「キー定義ファイル」ってなに?
QXのヘルプの「動作環境設定」→「キー定義ファイル」に、以下のような解説があります。(青い字で表示した部分)

QXではキー操作/プルダウンメニュー/ポップアップメニュー/ツールバーを自由に変更できます。
これらを変更するためには、キー定義ファイル(QXWKEY.INI)を変更します。


QXの最大の特長は、これら各メニューをユーザーが自由にカスタマイズし、作業内容に合った最適な編集環境を構築できる点でしょう。そのためには、この「キー定義ファイル」を簡単に開けるようにしておく必要があります。キー割り当ての練習も兼ねて、簡単にキー定義ファイルを開く方法の一例をご紹介します。

1. 「その他」メニューで「キー定義設定」を実行。「キー定義設定」ダイアログが表示される。
2. リストボックスをスクロールして、“ F8 ” を選択。
3. 「機能変更」ボタンを押し、表示されたダイアログ上の「割り当てる機能」→「基本機能」ラジオボタンをチェックする。
4. 「分類」で「ファイル」を選択し、リストの 7 番目あたりに表示されている、FileEditKeyFile という機能名を選択し、「OK」ボタンを押す。
5. 「キー定義設定」ダイアログに戻ったら、必ず「保存終了」ボタンを押す(この操作をしないと、設定が保存されません)。

これで、“ F8 ” キーを押すといつでもキー定義ファイルが開けるようになります。

QXWKEY.INI はQXと同じディレクトリに作成してください。

QXのインストール時にセットアップを実行すると、このファイルが自動的にQXのあるディレクトリに作成されます。その後も随時作成可能です。

ただし、起動時のオプションにより、別のディレクトリや、別のファイル名にすることができます。なお、キー操作は「キー定義設定」で、ツールバーはツールバー設定により、ダイアログで変更できます。

これについては、このコーナーの「起動時のオプション」および Tips コーナーの「ファイル起動方式」を参考にしてください。

 QXWKEY.INI を直接編集した後は、いったんQXを終了させて、起動し直してください。

Ver. 6.0 以降では、QXを終了せずにキー定義ファイルを更新することができるようになりました。その方法については、Tips コーナーでご紹介します。



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画面上の右クリックメニューを変更できますか?
画面上を右クリックしたときに表示されるメニューを、「ポップアップメニュー」と呼びます。「キー定義ファイル」を開いて編集することにより、このポップアップメニューに様々な機能やマクロを割り当てることができます。

キー定義ファイルを開いたときに、一番最初に記載されている、部分がポップアップメニューの項目になっています。

[PopupMenu]
Popup "ファイル"


この部分で、“非選択時”の右クリックメニューを編集します。

Popup "編集"

この部分で、“選択時”の右クリックメニューを編集します。

詳しい記入方法については、ヘルプの「動作環境設定」→「キー定義ファイル」で、ポップアップメニューおよびプルダウンメニューの項目をよく読んでください。separator および cascade を使用することにより、ポップアップメニューにしきり線を入れたり、メニューに階層を設けてスペースを節約することができます。

また、定義名に $ で始まるマクロ名およびプロシージャ名を記述すると、右クリックメニューからマクロを実行する事ができます。たとえば、

"マクロ TEST" $TEST.MAC,test

と記述すると、TEST.MAC というマクロの test というプロシージャを実行します。 プロシージャ名を記述しないと、TEST.MAC の main プロシージャを実行します。

以下はポップアップメニューの記入例です、参考にしてください。


[PopupMenu]
Popup "ファイル"
	"●PASTE"			BlockClipboardPaste
	"◇辞書引き"		DictionaryOnCursor
	"▲上書き保存(&S)"	FileSave
	"履歴のクリア"		$DeleteNoExist.mac,main
	separator
	"■削除"		DeleteBack
	"こまめちゃん参照"	$SaveMemo.mac,refer
	"こまめちゃん埋込み"	$SaveMemo.mac,filein
	separator
	"Glossary マクロ"	$Glossary.mac,main
	" Glossary CSVファイル"	$CSV_QX.MAC,main,C:\Qx\Glossary.csv
	separator
	"▼マクロ Help Oncursor"	HelpOnCursor1
	"自動辞書引きON/OFF"	DictionaryAutoPopup
	separator
	"●PASTE"			BlockClipboardPaste


張り付けやコピーなど頻繁に使う機能は、このように上下に 2 つ記載しておくと、マウスを動かす距離が節約できて便利です。



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マウスによる自動辞書引きを使いたい
以下は、QXのヘルプ「辞書引き」の項目をコピーしたものです。(番号は私が振りました)

 マウスカーソル上の単語の訳をすぐにポップアップ表示(自動辞書引き)できます。  英和だけでなく、和英辞書も使用できます。詳細は辞書引きキットのドキュメントを参照して下さい。

手順

1. 辞書引きキットをインストールする

2. 辞書をダウンロードまたは作成する

3. 共通設定 ダイアログ(辞書)で、辞書ファイル名を設定

4. 作成ボタンでインデックスを作成する

5. 書式設定 ダイアログ(辞書)で、使用する辞書をチェックする。

1. は、 araken さんのホームページから入手できます。
3. 4. 5. は、この通りにQX上で実行するだけです。

問題は 2. ですが、これが面倒なために自動辞書引き機能を使っておられない方が多いようです。使用できる辞書はたくさんありますが、とりあえず「英辞郎」グループの辞書をすべてインストールすると、英語、日本語、アルファベットの略語、擬音語などが自動で辞書引きできるようになります。

英辞郎のホームページ(http://member.nifty.ne.jp/eijiro/) <いますぐ行ってみる>

ここからダウンロードすることも可能ですが、合計 80MB ほどになりますので、かなり時間がかかります。個人的には、便利な「CD-ROM の郵送サービス」をお勧めします。CD-ROM には、「英辞郎」グループの辞書 4 個すべてのテキストファイルと、最新版の PDIC(超高速辞書検索ソフト Personal Dictionary for Win32)が付属しています。上記ホームページに詳しい入手方法が記載されていますが、料金は1900円(+郵送料)で、申し込みは電子メールを送るだけです。

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スペルチェックを使いたい
araken さんのHPに行き、メインページの「QXエディタ」を探すと、「スペルチェックキット」というのがあります。これをインストールすると、QXのメニューからスペルチェックを実行できるようになります。詳しいインストール方法は、付属の Readme テキストを読んでください。

また、Microsoft Word のスペルチェックを使用したい場合は:

C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Proof

というディレクトリにある以下の二つのファイルを、スペルチェックの設定で、それぞれ“スペルチェックDLL”および“辞書”の欄に指定します。なおこの場合、“辞書作成”を行う必要はありません。

Mssp232.dll
Mssp2_en.lex

ちなみに私は、この二つのファイルをQXディレクトリに移動して使用しています。

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共通設定にも、書式設定にも「色」の設定がありますが?
共通設定と書式設定「色」設定は、目的によって使い分ける必要があります。注意すべき点は、書式設定で行った色の設定は、ダイアログの色選択表の上にある「色」および「背景」にチェックを入れないと有効にならない点です。 また逆に言いますと、書式設定のこの部分にチェックを入れると、その書式(拡張子)においては、共通設定で行った色設定は無視されます。

もしあなたがQXを主として文章を書くために使用しているならば、書式設定での色設定は特に必要ないでしょう。これは、異なる拡張子ごとに違った目的を割り当てて、それぞれの拡張子で異なった色設定を使いたいような、言わばプログラマ向けの特殊機能だからです。

書式設定上での色設定をを最小限に抑えて、主な部分を共通設定上でやっておくと、色テーブルを変更するだけで画面全体の色を 3 種類で切り替えることが可能となります。周囲の明るさやその時の気分で画面色を切り替えることができるようになり、特にノートパソコンでは仕事の能率がかなり向上します。
参考→「画面色のワンタッチ切替

マクロの部屋 にある、拙作の「色テーブルトグル切替マクロ」を、ツールバーのボタンまたは適当なキーに割り当てておくと、文字どおりワンタッチで色テーブルを切り替えることができます。

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