《Group》

ツールバー/ステータスバーの変更


 ツールバーツールバー設定で変更することもできます。
 ツールバーには文字ボタン、アイコンボタンを表示でき、混在させることもできます。
 [ToolBar] 、[ToolBar2]、[ToolBar3]、[ToolBar4] または [StatusBar] に続いて、以下の書式で記述します。
 [ToolBar] は1段目のツールバー、[ToolBar2] は2段目のツールバー、[ToolBar3] は3段目のツールバー、[ToolBar4] は4段目のツールバー、[StatusBar] はステータスバーを定義します。
 [ToolBar] を指定しないときは、[ToolBar2]、[ToolBar3] 、[ToolBar4]は指定できません。


表示文字列1    ツールチップ文字列1    定義名1
表示文字列2    ツールチップ文字列2    定義名2
表示文字列3    ツールチップ文字列3    定義名3
    ||


注意 表示文字列、ツールチップ文字列、定義名の間はタブで区切ってください。


■ 表示文字列
 " でくくった文字列を記述すると、文字を表示するボタンになります。
 " でくくらない文字列を記述すると、アイコンファイル名(通常は拡張子が ico, dll, exe)と見なし、アイコンを表示します。複数のアイコンを持ったファイルの場合は ,数字 を後ろに記述して、どのアイコンかを特定してください。例 icon.dll,5
 * のみ記述すると、QXが標準で持っているアイコンを表示します。
 参照  アイコンの作り方
 "|" を記述すると、セパレータになります。

"$G$グローバル名$文字数"
と記述すると、ボタン文字列をマクロで動的に変更することができます。(文字数は最大30)

[ToolBar]
"$G$abc$3"      $zb.mac

 3桁分で、@@Global$("abc") の内容が表示され、押すと zb.mac を実行するボタンを作成します。
 マクロで、@@Global$("abc") = "x" を実行すると、ボタンには x と表示されます。

 特殊なグローバル名として #date# と #time# があります。それぞれ、ボタンに、日付/時間 を表示できます。

[ToolBar]
"$G$#date#$8"   "日付"
"$G$#time#$5"   "時間"


■ ツールチップ文字列
 ツールチップ文字列はマウスをボタン上においたときに表示される文字列です。これは省略可能です。

■ 定義名
 ボタンを押したときに実行されるコマンドの定義名です。
 定義名を記述しないと、表示だけおこなわれ、コマンドは割り当てられません。
 定義名の部分に数字のみを記述すると、その行の表示文字列は無視され(長さは有効)、記述した数字のファンクションキーに割り当てられているのコマンドが表示されます。表示される文字列は、コマンドによって自動的に定義されていますが、[Key] セクションで定義することもできます。
 SearchCombo と記述すると、文字列検索用のコンボボックスになります。表示文字列は無視され、文字数のみが有効です。

"xxxxxxxxxx" SearchCombo

 定義名に $ で始まるマクロ名およびプロシージャ名を記述すると、マクロを実行できます。
"TEST" "テスト" $TEST.MAC,test
TEST.MAC の test というプロシージャを実行します。
プロシージャ名は省略でき、省略したときは main とみなされます。


 ツールバーのボタンは最大100個まで定義できます。


例1
 文字ボタンのツールバー定義です。

[ToolBar]
"開"		FileOpen
"閉"		FileClose
"一覧"		FileList


例2
 ファンクションキーを表示するようにしたツールバー定義です。
 SHIFT, CTRL, ALT の状態に応じて、ツールバーの表示は変化します。

[ToolBar]
"      "		1
"      "		2
"      "		3
"      "		4
"      "		5
""
"      "		6
"      "		7
"      "		8
"      "		9
"      "		10


例3
 ツールバーを2段にした定義です。

[ToolBar]
"開"		FileOpen
"閉"		FileClose
"一覧"		FileList

[ToolBar2]
"戻"		Undo
"Redo"		UndoUndo
"検索"		SearchString
"▼"		SearchRepeatDown
"▲"		SearchRepeatUp



例4
 ファンクションキーを表示するようにしたステータスバー定義です。
 SHIFT, CTRL, ALT の状態に応じて、ステータスバーの表示は変化します。

[StatusBar]
"      "		1
"      "		2
"      "		3
"      "		4
"      "		5
""
"      "		6
"      "		7
"      "		8
"      "		9
"      "		10


例5
 アイコン表示のツールバー定義です。

[ToolBar]
*	FileOpen
*	FileClose
*	FileList


例6
 アイコン表示のツールバー定義です。
 FileClose には独自のアイコン close.ico を表示します。

[ToolBar]
*		"ファイルを開く"	FileOpen
close.ico	"閉じる"		FileClose
*					FileList

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