《Group》

キー操作の変更


 ドキュメントウィンドウでのキー操作の定義です。
 [Key] に続いて、以下の書式で記述します。

シフト状態      キー名  = 定義名        ファンクションキー文字列

 シフト状態とキー名、キー名と = の間はタブで区切ってください。

 キー定義は最大 256個まで可能です。

■ シフト状態
 SHIFT CTRL ALT の3種類があります。
 ALT は MENU と記述してもかまいません。

■ キー名(特殊キー)
キー名DOS/V98
BACKBackSpaceBS
TABTabTAB
RETURNEnterリターン
ESCAPEEscESC
PRIORPageUpROLL DOWN
NEXTPageDownROLL UP
ENDEndHELP
HOMEHomeHOME
LEFT
UP
RIGHT
DOWN
INSERTInsINS
DELETEDelDEL
HELPHelpHELP
F1 〜 F24F1 〜 F24f・1 から vf・5 (F16 〜 F24 はない)
APPSApplicationApplication
SCROLL PRIORスクロールバーのつまみの上のバー
SCROLL NEXTスクロールバーのつまみの下のバー
SCROLL UPスクロールバーの↑ボタン
SCROLL DOWNスクロールバーの↓ボタン
SCROLL RIGHTスクロールバーの→ボタン、つまみの右のバー
SCROLL LEFTスクロールバーの←ボタン、つまみの左のバー
スクロールバーにシフト状態は指定できません

■ 定義名
 機能一覧を実行すれば定義名の一覧を見ることができます。

 定義名に文字列を記述すると、その文字を文書に入力できます。
CTRL a = "ABC""DEF"
CTRL A を押すと、ABC"DEF という文字列を入力します。
文字列には様々な書式文字列を使用できます。短縮入力で使用できる書式文字列はすべて使用できます。これにより、ワンタッチで日付や時間、ファイル名を入力できます。
参照    書式文字列(キー)

 定義名に # で始まるキーマクロ名を記述すると、キーマクロを実行できます。
CTRL b = #TEST
CTRL B を押すと、TEST というキーマクロを実行します。
これは TEST.QKM というファイル名で保存されているキーマクロです。

 定義名に $ で始まるマクロ名およびプロシージャ名を記述すると、マクロを実行できます。
CTRL c = $TEST.MAC,test
CTRL C を押すと、TEST.MAC の test というプロシージャを実行します。
プロシージャ名は省略でき、省略したときは main とみなされます。
 定義名 にはマクロファイル名ではなく、マクロのステートメントやプロパティを直接記述することもできます。
        → マクロの直接記述

■ ファンクションキー文字列
 ファンクションキーに表示する文字列を定義します。キー名にファンクションキー(F1 〜 F24)を記述したときのみ有効です。通常は特に定義しなくても、自動的に標準の文字列が定義されているので省略してもかまいませんが、標準の文字列では不満なときにのみ記述してください。

F1 = MenuBar1 "ファイル M"
F1 を押したときにメニューバーの一番左にあるメニュー(通常はファイルメニュー)を表示します。さらに、ファンクションキー文字列として ファイル M を定義します。



特殊キーの定義
 シフト状態は SHIFT, CTRL, ALT の3つのシフトキーの状態により全部で8種類あります。


F10 = TagJump
F10 を押したときに TagJump を実行します。

SHIFT CTRL ALT  F10 = ModePrintStatusBar
SHIFT CTRL ALT F10 を押したときに ModePrintStatusBar を実行します。

SHIFT CTRL MENU F10 = ModePrintStatusBar
としても同じです。



英数字の定義
 シフト状態は SHIFT, CTRL, ALT の3つのシフトキーの状態から、「何も押さない」「SHIFT のみ押す」を除いた6種類があります。
 キー名の部分に2文字記述することにより、2バイトコマンドを定義できます。
 英字は必ず小文字で記述してください。


CTRL qc = MoveFileBottom
CTRL Q を押した後 C を押したときに MoveFileBottom を実行します。

SHIFT CTRL ALT qc = MoveFileBottom
SHIFT CTRL ALT Q を押した後 C を押したときに MoveFileBottom を実行します。


ESCAPE キーに何も定義しなかったときに、ESCAPE キーを押すと、CTRL [ に定義した機能が実行されます。

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