編集状態関連プロパティ


@CanEdit プロパティ

取得
        -1      文書は編集可能
        0      文書は編集不可能

 @ReadOnly<>0 または @Select<>0 または、カットバッファなどの編集できない文書の時に0となります。

@CanEditSel プロパティ

取得
        -1      文書は編集可能
        0      文書は編集不可能

 @ReadOnly<>0 または カットバッファなどの編集できない文書の時に0となります。

@EUC プロパティ

取得
        0以外  EUCファイル
        0      EUCファイル以外

設定
        0以外  EUCファイルとする
        0      シフトJISファイルとする
        ファイルを最後まで読み込んでいないときは変更できない

@EUC は過去のバージョンとの互換性のために用意されています。通常は @KanjiCode を使用してください。

@@EditCount プロパティ

取得
        編集している文書の数

@@EditCount2 プロパティ

取得
        編集している文書の数(ウィンドウの総数)
        新しいウィンドウを開く(
@WindowNew)を実行したときは @@EditCount2 > @EditCount となる

@KeyTouch プロパティ

取得
        文書を変更した回数
        負の数の場合もあるので返値の絶対値を使用すること
        保存すると0にクリアされる

設定
        文書を変更した回数をセットする
        通常は0にリセットする以外は使い道がない。

@Modify プロパティ

取得
        -1      文書は変更されている
        0      文書は変更されていない

設定
        0以外  文書は変更されていることにする
        0      文書は変更されていないことにする

@OverWriteMode プロパティ

        上書きモード
取得
        -1      上書きモード
        0      挿入モード

設定
        0以外  上書きモードにする
        0      挿入モードにする

参照    
@ModeInsert             挿入/上書きモードの切り替え

@ReadOnly プロパティ

取得
        -1      編集が禁止されている
        0      編集可能

設定
        0以外  編集禁止にする
        0      編集可能にする

参照    
@ModeReadOnly           編集の禁止/許可の切り換え

@Redraw プロパティ

取得
        -1      画面を表示し直すモード
        0      画面を表示しないモード

設定
        0以外  画面を表示し直すモードにする
        0      画面を表示しないモードにする

@Redraw = 0
を実行するとマクロによる文書が書き換えられたり、カーソル位置が移動しても、画面を更新しません。これは、マクロを高速で実行したいときや、画面のちらつきを押さえたいときなどに便利です。ただし、画面が書き変わらないようなマクロで @Redraw = 0 を実行すると、逆に遅くなってしまいます。

 @Redraw = 0 を実行した後は以下のことに注意してください。以下のことを行わないと、画面表示が乱れることがあります。

・ マクロの実行を終了すると自動的に @Redraw = 1 が実行され、画面が更新されますが、できる限りマクロ終了前に @Redraw = 1 を実行するようにしてください。
・ @Redraw = 0 を実行した後に、カレントウィンドウを切り替えるときや入力を伴うステートメント/関数(
inputboxinputkeyなど)を実行するときは @Redraw = 1 を実行してください。


@@Redraw プロパティ

 2000&XP&Vista&98&ME 版 のみ使用できます。Win3.1 版 では何もしません。

取得
        -1      画面を表示し直すモード
        0      画面を表示しないモード

設定
        0      画面を表示しないモードにする
        1      画面を表示し直すモードにする(再表示する)
        2      画面を表示し直すモードにする(再表示しない)

@@Redraw = 0
を実行するとアプリケーションウィンドウの表示をいっさい停止します。
 マクロの実行を終了すると自動的に @@Redraw = 1 が実行され、画面が更新されます。
 @@Redraw = 0 を実行した後に、入力を伴うステートメント/関数(inputbox や inputkeyなど)を実行するときは @@Redraw = 1 を実行してください。

@@EnableWindow プロパティ

取得
        -1      QXは使用可能
        0      QXは使用不可能

設定
        0      QXを使用不可能にする
        0以外  QXを使用可能にする

 「使用可能」とは、キー入力やマウス入力が可能な状態のことです。
 主に、
dialog によるダイアログボックス表示中にQXをクリックされるなどして、QXがアクティブになるのを防ぐために使います。


@Select プロパティ

取得&設定
        0       選択していない
        1       文字選択中(SHIFT カーソル移動 または ドラッグ)
        2       文字選択中
        3       箱型選択中(SHIFT カーソル移動 または ドラッグ)
        4       箱型選択中
        5       行選択中(ドラッグ)
        6       行選択中

0 は常時設定可能
1,2 または 3,4 または 5,6 はその組み合わせでのみ設定可能。(ただし、2,6 は相互に設定可能 v6.9)

@Select が 1 のときは、0,1,2 を設定可能
@Select が 5 のときは、0,5,6 を設定可能
@Select が 2 のときは、0,1,2,6 を設定可能

参照    
@BlockBoxSelect         箱型選択開始または解除
        @BlockSelect            文字列選択開始または解除
        @BlockSelectEnd         選択終了
        @BlockSelectStart       選択開始

@@BlockCopyReset プロパティ

 マウスまたは Shift+カーソル移動によってテキストを選択後、コピーしたときに選択状態を解除するかどうかを設定できます。

取得
        -1      選択領域をコピー後、選択状態は解除される
        0      選択領域をコピー後、選択状態はそのまま

設定
        0以外  選択領域をコピー後、選択状態は解除される
        0      選択領域をコピー後、選択状態はそのまま

@StyleNo プロパティ

取得&設定
        使用している書式の番号(1〜15)

@ScreenHeight プロパティ

取得
        ウィンドウの高さ(文字単位)


@ScreenWidth プロパティ

取得
        ウィンドウの幅(文字単位)


@ReturnCode プロパティ

 
@CharReturn, @CharReturn2 のとき入力する改行コード
取得&設定
        0       CR/LF
        1       LF
        2       CR


@KanjiCode プロパティ

取得&設定
        1       シフトJIS
        2       EUC
        3       JIS
        4       UNICODE (v6.7)

 
AutoOpen で設定すると、強制的にその漢字コードで読み込みます。
 読み込み後に設定すると、保存時の漢字コードを変更します。ただし、ファイルを最後まで読み込んでいないときは変更できません。
 このプロパティは @EUC の代わりとなるプロパティです。


最新情報  TOP  マクロTOP