共通設定 ダイアログ(バックアップ)
共通設定 ダイアログ
■ 2重保存 (@@MirrorSave)
文書を保存すると、指定したディレクトリにコピーを作成します。主に文書を保存しているハードディスクが故障したときのためのバックアップ用途ですので、できる限り、別のドライブ(物理的に別)のディレクトリを指定して下さい。
指定したディレクトリにはたくさんの文書がコピーされます。空き容量には十分注意して下さい。
QXM-適当な文字列-オリジナルファイル名
というファイル名でコピーが作成されます。
また、QXMIRROR.LOG というファイルが作成されます。これには、オリジナルのファイル名、コピー先のファイル名、保存時刻などの情報が記録されます。
■ バックアップファイル数(@@BackupN)
文書を保存するときに作成するバックアップファイルの最大数を設定します。
0〜9の範囲で指定できます。
0を設定したときはバックアップファイルは作成されません。
例
9 を設定したときに TEST.TXT を保存すると TEST.BAK というファイル名でバックアップファイルが作成されます。もう一度保存すると TEST.BK2 というファイル名でバックアップファイルが作成されます。以下同様に、TEST.BK9 まで作成されます。
ただし、TEST.BK2 から TEST.BK9 はどれが最新のファイルかは、番号からは判断できません。ファイルのタイムスタンプで判断してください。
■ バックアップディレクトリ(@@BackupDir$)
バックアップファイルを作成するディレクトリを設定します。保存するディレクトリからの相対指定または、ルートディレクトリからの絶対指定をします。ドライブ名は指定できません。元のファイルと同じドライブが使用される点に注意してください。
指定のないとき、または指定したディレクトリが存在しないときは、バックアップファイルは元のファイルと同じディレクトリに作成します。つまり、バックアップディレクトリはあらかじめファイルマネージャなどで作成しておかなければなりません。
バックアップディレクトリに保存するときは、最初のバックアップは拡張子を BAK に変更せずに、そのままのファイル名でバックアップファイルを作成します。
, または ; で区切って複数記述できます。1番目のディレクトリが存在しないときは順番に2番目、3番目に指定したディレクトリを使用します。
例1 保存するディレクトリからの相対指定
BACKUP と指定したときに A:\TEST\TEST.TXT を保存すると A:\TEST\BACKUP\TEST.TXT というファイル名でバックアップファイルを作成します。
バックアップファイル数の設定により、A:\TEST\BACKUP\TEST.BK2, A:\TEST\BACKUP\TEST.BK3 ... というようにバックアップされます。
例2 ルートディレクトリからの絶対指定
\BACKUP と指定したときに A:\TEST\TEST.TXT を保存すると A:\BACKUP\TEST.TXT というファイル名でバックアップファイルを作成します。
\BACKUP と指定したときに C:\TEST\TEST.TXT を保存すると C:\BACKUP\TEST.TXT というファイル名でバックアップファイルを作成します。
例3
BACKUP;\BACKUP と指定したときに A:\TEST\TEST.TXT を保存すると A:\TEST\BACKUP\TEST.TXT というファイル名でバックアップファイルを作成しますが、A:\TEST\BACKUP が存在しないときは A:\BACKUP\TEST.TXT というファイル名でバックアップファイルを作成します。
自動バックアップ
■ 自動バックアップする(@@AutoBackup)
チェックすると、自動バックアップを有効にします。
以下の2つの条件のどちらかが満たされたときに自動バックアップファイルが作成されます。(変更した回数は @KeyTouch)
1. xxxx回(@@AutoBackupCount)以上変更し、xx秒間(@@AutoBackupSec)キー入力がないとき
2. 1回以上変更し、xx分間(@@AutoBackupMin)キー入力がないとき
自動バックアップファイルは拡張子の3文字に満たない部分を ~ で埋めたファイル名で作成されます。ただし、拡張子が3文字あるファイルのときは3文字目を ~ にしたファイル名とします。
例
TEST | → TEST.~~~ |
TEST.C | → TEST.C~~ |
TEST.AB | → TEST.AB~ |
TEST.ABC | → TEST.AB~ |
また、バックアップディレクトリが設定されているときはそのディレクトリに作成されます。
ファイル名に1文字でも ~ が含まれているときや、無題ファイルでは自動バックアップは行われません。
■ 保存したときにバックアップを削除(@@AutoBackupDelSave)
チェックすると、文書を正常に保存できたときに、自動バックアップファイルを削除します。
■ 閉じたときにバックアップを削除(@@AutoBackupDelClose)
チェックすると、文書を閉じたときに、自動バックアップファイルを削除します。
参照 すぐにバックアップしたいとき → バックアップ 全部バックアップ
文書を何回変更したか知りたい → 編集中の文書一覧で詳細情報ボタンを押す
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