QXエディタを通常の方法で起動すると、レジストリのQXの領域のなかに「1」 という番号をつけた場所ができ、そこに「共通設定」や「書式設定」、「印刷書 式設定」、最近使ったファイルの履歴とそのファイルにつけたマークの位置およ び閉じたときのカーソル位置、検索文字列の履歴などが保存されます。
これと合わせて、メニューの内容やツールバーの設定、ショートカットキーの割 り当てはQXエディタ本体(QXW32.EXE)のあるフォルダの QXWKEY.INI に記録 され、起動したときにこれを読み込んで使用しています。
通常レジストリに保存される内容は、「共通設定」ー「設定保存情報」の「レジ ストリ番号」を「0」に変更してからQXを終了することで、QXのフォルダに QXW$$$.INI という「プロファイル」と QXWM$$$.INI という「書式ファイル」が 保存されます。このファイルに適当な名前をつけて、QXの起動オプションから 設定保存場所をこれらのファイルとしてQXを立ち上げることもできます。
また、ここでレジストリ番号を1以外のものにして終了することで、設定内容が その番号にもコピーされ、そこから違うカスタマイズのQXを作っていくことが できます。起動オプションでレジストリ番号を指定して起動することで、複数の 設定を使い分けられます。
QXの設定のバックアップを取っておきたいとき、ある設定をほかのパソコンに も持っていきたいときは、上に挙げたファイルを保存してください。このほかに、 ふだん使っているマクロなどもバックアップが必要です。 |