キーワードファイルの書式
1行に1つのキーワードを記述します。後ろにタブとヘルプ文字列をつけると、キーワードヘルプを利用できます。
1ファイル当たり最大で約4000個のキーワードを定義できます。ファイルサイズは約60キロバイトまでです。全角文字や1文字だけのキーワードも有効です。
1文字目が タブ、2文字目が - の行を記述することにより、全部で6ブロックに分けることができます。これらは、キーワード1,2,3,4,5,6に対応し、それぞれの色を変えて表示できます。 キーワード1は必ず何かを定義してください。ファイルの先頭に区切りの "-" をおくことはできません。
1文字目が タブ、2文字目が - 、3文字目が C の行を記述すると、そのブロックのキーワードはコメント内でも強調表示されます。ただし、c言語の // 、アセンブラの ; のコメント内のみです。
1文字目が タブ、2文字目が - 、3文字目が D の行を記述すると、そのブロックのキーワードはコメント内でのみ強調表示されます。ただし、c言語の // 、アセンブラの ; のコメント内のみです。
1文字目が タブ、2文字目が - 、3文字目が Z の行を記述すると、そのブロックのキーワードはキーワード直後に英数字があっても強調表示されます。コメント内のキーワードを併用するときは <tab>-CZ や <tab>-DZ の様にします。
http:// の強調表示を行うには、キーワードファイルに
http://
https://
file://
ftp://
などを追加してください。
参照 色の変更 → 共通設定 ダイアログ(色)
キーワードの強調表示 → 書式設定 ダイアログ(テキスト)
キーワードファイル → 共通設定 ダイアログ(開発/キーワード)
■ 制限事項
英数字および _ からなる単語の場合は、たくさん定義しても表示速度はあまり低下しませんが、漢字やその他の文字の含まれた単語をたくさん定義すると、表示速度が低下します。
コメントや文字列となる文字をキーワードに含めると、コメントや文字列の判定が正しくなくなることがあります。たとえば、テキスト種別がc言語の時に a*/a や x"x のようなキーワードは指定しないでください。
半角で30文字を越えるようなキーワードの場合、折り返された行ではうまく強調表示されないことがあります。
■ 使い方の例
1.サンプルの WINAPI32.TXT には以下のものが設定されています。これにより、Windows API などはすべて強調表示(別の色で表示)されるため、タイプミスすればすぐにわかります。
キーワード1 Windows API、WINDOWSX.H のマクロ、メッセージ
キーワード2 c言語予約語
キーワード3 ANSI 標準関数
キーワード4 goto, continue, return, break の4種類
2.パソコン通信のIDを記述すれば、フォーラム等のログを読むときに、知り合いIDであることがすぐにわかります。
3.パソコン通信のID、タブ、ハンドル名 を記述すれば、キーワードヘルプとして使用できます。強調表示されているID上で、キーワードヘルプを実行すると、それに対応するハンドル名を表示できます。
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