《Group》

ダイレクトタグジャンプ

定義名 TagJumpDirect

 関数の定義位置にジャンプするコマンドです。
 c言語、またはアセンブラの関数名の上にカーソルをおいてこのコマンドを実行すると、その定義位置にジャンプします。定義位置が別のファイルにあるときは、自動的にそのファイルを開いてからジャンプします。
 あらかじめ、TAGS というファイル名でタグファイル(関数の定義位置を記述したファイル)を作成しておかなければなりません。TAGS はQX起動時のカレントディレクトリに作成してください。ただし、tags が見つからなかったときは、カレントファイルのあるディレクトリの tags を使用します。
 タグファイル作成後、ジャンプ先のファイルが変更されていると、タグファイルに記録されている関数の定義位置と食い違いが発生します。このようなときは、タグファイルを作成し直してください。ただし、大がかりな変更が行われていなければ、多少の食い違いがあっても関数の定義位置を探してジャンプします。

参照    タグファイルの場所の設定 → 共通設定 ダイアログ(開発/キーワード)
(@@TagDir$ @@TagFilename$ @TagJumpDirect2)



タグファイル作成コマンド
 MS-DOS の mktag.exe でタグファイルを作成できます。
 指定したファイル名の拡張子が AS? または INC のときはアセンブラ、その他のときはc言語とみなしてタグファイルを作成します。
 出力は標準出力に対して行われるので、tags にリダイレクトしてください。

書式:
        mktag [オプション] ファイル名

オプション:
        -D  #define をすべて出力(c言語の時のみ有効)
        -S  struct も出力(c言語の時のみ有効)
        -C  指定したファイルを強制的にc言語とみなす
        -A  指定したファイルを強制的にアセンブラとみなす
        -O  const を出力
        -:  ソースリストを出力
        -M  struct内のメンバを出力
        -T  typedefを出力
        -#  enumを出力

使用例:
mktag -D -S -O -: -M -T -# *.c *.h >tags

上記は 書式設定 ダイアログ(辞書)- マウスカーソル位置の単語をtagsから辞書引きする  で使用するためのオプションです。

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