=========================================================================== QXエディタ用 文書ウィンドウ分割(っぽい)マクロ 1.2 by magicmonkey/ 西園忠幸 zono@pop16.odn.ne.jp =========================================================================== <<<新機能は コマンドラインオプション 分割を保って最大化もどき、元のサイズに戻すもどき機能 マクロツールバーの位置への対応 ホイールでの同時スクロールに関する注意事項 >>> 目次 ・ 初めに ・ 概要 ・ ファイル内容 ・ おおまかな使い方 ・ 組み込み方。もっと凝った場合。(作者お勧め設定) ・ 各プロシージャの機能の説明 ・ 設定ダイアログ ・ コマンドラインオプションによる実行 ---------------------------------------------------------------------- ● 初めに magicmonkeyです。 QXMLでは、QXしか使っていませんと言いつつ、何故か、 WZエディターの使い方に異常に詳しい皆さんお待たせしました(何故?(^^; これが出来ると 途中で他のエディタを使ったりはせずとも・・・ とか書いたわりには使いずらいぞ。何故だーーーーー。  私自信は、途中で秀丸もQXも得意なところで区切って使い分けています。  両方レジストしちゃったからと言うのもありますが、一つのソフトで全てや りたいときと、妙に連動したキー操作でやりたいことってないでしょうか? ---------------------------------------------------------------------- ● 概要 QXにウィンドウ分割(もどき)を追加します。 高解像度で使用している方は是非ためしてみて下さい。 ・分割を保って並べて表示機能機能ができます。 @WindowNew:@WindowTileTate2 との違いとして、元の文書ウィンドウ 位置を保持したまま分割する。 ・分割を保って最大化が出来ます ・設定次第で、縦分割時、下部ウィンドウのタイトルを見えなく出来ます ・上下に4ドットはみ出しながら分割されている文書ウィンドウを リストアするともう最大化します。 ・かなり分割っぽく作りました。分割が無いから、ときどき秀丸なんだよな〜 って人にぴったり? ---------------------------------------------------------------------- ● ファイル内容 SplitWindow.mac マクロファイル SplitWindowの基本機能が入っているマクロです。            マクロ用のディレクトリに置いて下さい。 SplitWindow.qma マクロファイルインストールファイル  マクロ用のディレクトリに置いて下さい。デフォル トのまま使うと「ウィンドウ(W)」メニューの下にウィ ンドウ分割メニューが作成されます。 SplitWindow2.mac マクロファイル(段組や自動サイズ用オプションマクロ)  段組に拘らない場合や、分割のみなら使用しなくて も構いません。こまかい使い方はSplitWindow2.txtを ご覧下さい。  段組をする場合は、組み込むことをお勧めします。 SplitWindowExtention.mac マクロファイル  分割時や段組時に呼び出すと便利かもしれないマク ロのサンプルです。  分割時や、段組時に、呼び出すことによって、Split Windowマクロの機能をある程度拡張することが出来ま す。SplitWindow.ini 段組・分割マクロの設定ファイ ルです。自動実行マクロではありません。 SplitWindow.txt このファイル ---------------------------------------------------------------------- ● おおまかな使い方 どちらかのプロシージャを、キーまたはツールバーなどに割り当てます。 □ 文書ウィンドウを分割。分割してたら戻す(普通はこれ) SplitorRestoreWindowO (F4キー推奨) SplitorRestoreWindowV (SHIFT + F4キー推奨) 【もう少し細かな使い方】を参照してください ---------------------------------------------------------------------- ● 組み込み方。もっと凝った場合。(作者お勧め設定) ■ 以下のプロシージャをキー、またはメニューに割り当てる 1.SplitorRestoreWindowO 縦に分割及び解除 (推奨はF4) 2.SplitorRestoreWindowV 横に分割及び解除 (推奨はSHIFT+F4) 3.ChangeWindow 分割ウィンドウ同士のジャンプ(推奨はF6) 4.SplitWindowToggleRvrs 分割状態をトグルで変更 (推奨はF8) 5.SplitWindowToggleRvrs 分割状態をトグルで逆向きに変更 (推奨はSHIFT+F8) 6.SplitWindow.mac,TileYokoDummy 分割を保って横に並べて表示(ツールバー等) 7.SplitWindow.mac,TileTateDummy 分割を保って縦に並べて表示(ツールバー等) 8.自動実行マクロにSplitWindow2.macを組み込む ---------------------------------------------------------------------- ● 各プロシージャの機能の説明 ■ 分割した文書間での移動 ChangeWindow 分割した文書ウィンドウ同士でフォーカスの行き来ができます。 SplitWindow.macのTATE_MODE=1にしていると縦分割で下に表示 されているウィンドウのZオーダーが必ず、上に表示されている ウィンドウより、後ろになります。 これによって、下に表示されているウィンドウのタイトルバーを 隠す事が出来ます。 ちなみに私は、この機能をF6に割り当てて Ctrl + Shift + Tab には @WindowChange を当ててます。 ■ 分割及び復帰 □ 文書ウィンドウを縦(上下)に分割。縦に分割してたら戻す 縦に分割以外で新しいウィンドウを開いていたら並び替える (普通はこれだけ)。 SplitorRestoreWindowO プロシージャ F4キー推奨 □ 文書ウィンドウを縦(左右)に分割。横に分割してたら戻す 横に分割以外で新しいウィンドウを開いていたら並び替える SplitorRestoreWindowV プロシージャ SHIFT + F4キー推奨 □ 文書ウィンドウを横(上下)に分割。分割していたら並び変える SplitWindowDummyO プロシージャ □ 文書ウィンドウを横(左右)に分割。分割していたら並び変える SplitWindowDummyV プロシージャ □ 文書ウィンドウの分割を解除 ■連続変換トグル(VZ風) (銀月堂さんの操作方法を取り込む) □ 分割状態を遷移する SplitWindowToggle プロシージャ 縦分割 → 横分割 → 分割した文書を統合 □ 逆方向に分割状態を遷移する SplitWindowToggleRvrs プロシージャ SplitWindowToggle の逆周りに分割状態を推移する ■ウィンドウ分割バーもどき □ 縦に分割したとき、下側のウィンドウのタイトルバーを見えなくする SplitWindow2.mac,Sycrosize(0) 及び SplitWindow2.mac,Sycrosize(1) 自動実行マクロにSplitWindow2.mac中の関数を組み込んで、 SplitWindow.mac の中のTATE_MODE という定数を1に変更すると以下の ような自動サイズ調整ができます。 縦分割のとき・・・ 上のウィンドウの底辺か、下のウィンドウの上辺を変えると もう片方のウィンドウのサイズが自動的に変更されます。 横分割のとき・・・ 左のウィンドウの右辺か、右のウィンドウの左辺を変えると もう片方のウィンドウのサイズが自動的に変更されます。 また分割した片方のウィンドウが最前面に来るともう片方のウィンドウも 最前面に移動します。   この機能が迷惑な人は、   SplitWindow.mac の 37行目TATE_MODE=1をTATE_MODE=0にして下さい。 ■ならべて表示もどきのサポート 新しく開いたウィンドウを分割ウィンドウとして並び替えます。 □ 分割を保って横に並べて2つ表示 TileYokoDummy プロシージャ 状態Aのように文書1を「縦に分割」していて、文書2も存在するとき、 状態Bのようにする。(これが一番一般的でしょう?) 状態Dのように文書1を「横に分割」していて、文書2も存在するとき、 状態Eのようにする。 横に並べて表示(@WindowTileYoko2)の変りに使ってみて下さい。 □ 分割を保って縦に並べて2つ表示 TileTateDummy プロシージャ 状態Aのように文書1を「縦に分割もどき」していて、文書2も存在するとき、 状態Cのようにする。 状態Dのように文書1を「横に分割もどき」していて、文書2も存在するとき 状態Fのようにする。 縦に並べて表示(@WindowYokoTate2)の変りに使ってみて下さい。 □ 分割を保って最大化 WindowMaximizeDummy  実際の最大化ではなくて、分割したウィンドウだけを最大化します。 上下に分割していた場合は、タイトルバーの部分を重ねて下のウィンド ウのタイトルバーを見えなくします。段組や分割を解除すると基本的に 元に戻ります。 □ 分割を保って最大化を元に戻す WindowRestoreDummy  ウィンドウの擬似最大化を元に戻します。これを実行しなくとも分割 や段組を実行すれば、擬似最大化は元の大きさに戻ります。 □ 重ねて表示もどきは、後で追加するかも 状態A 文書1が縦分割(カレント文書は文書1か文書2) ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃┏━━━━━━┓ QX領域 ┃ ┃┃文書1 ┃ ┃ ┃┃ ┣━━━━━┓ ┃ ┃┃ ┃ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ┃ ┃ ┃┣━━━━━━┫ ┃ ┃ ┃┃文書1の ┃文書2 ┃ ┃ ┃┃コピ ー ┃ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ┃ ┃ ┃┗━━━━━┳┛ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━┛ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ 状態B 状態Aから(分割を保って)横に並べる ┏━━━━━━━┳━━━━━━━┓ ┃ ┃ ┃ ┃ 文書1 ┃ ┃ ┃ ┃ 文書2 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┣━━━━━━━┫ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ 文書1の ┃ ┃ ┃ コピー ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━┻━━━━━━━┛ 状態C 状態Aから(分割を保って)縦に並べる ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃ ┃ 文書1 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃ ┃ ┃ 文書1のコピー ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃ ┃ ┃ 文書2 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ 状態D 文書1が横分割 (カレント文書は文書1か文書2) ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┏━━━━━┳━━━━━┓ ┃ ┃ ┃文書1 ┃ 文書1の ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ コピー ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┣┓┃ ┃ ┃ ┃ ┃┃┃ ┃ ┃ ┃ ┃┃┃ ┃ ┗━━┳━━┻━━━━━┛┃┃ ┃ ┃ 文書2 ┃┃ ┃ ┃ ┃┃ ┃QX領域 ┗━━━━━━━━━┛┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ 状態E 状態Dから(分割を保って)横に並べる ┏━━━┳━━━┳━━━━━━━┓ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃文書1 ┃文書1 ┃ 文書2 ┃ ┃ ┃の ┃ ┃ ┃ ┃コピー┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━┻━━━┻━━━━━━━┛ 状態F 状態Dから(分割を保って)縦に並べる ┏━━━━━━━┳━━━━━━━┓ ┃ ┃ ┃ ┃ 文書1 ┃ 文書1の ┃ ┃ ┃ コピー ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┣━━━━━━━┻━━━━━━━┫ ┃ ┃ ┃ 文書2 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ 状態G 状態Hに変更する場合は、SplitorRestoreWindowVでお願いします ┏━━━━━━━┳━━━━━━━┓ ┃ ┃ ┃ ┃ 文書1 ┃ 文書1の ┃ ┃ ┃ コピー ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━┻━━━━━━━┛ 状態H 状態Gに変更する場合は、SplitorRestoreWindowOでお願いします ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃ ┃ 文書1 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃ 文書1のコピー ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ □ 分割を保って縦に並べて2つ表示 TileTateDummy プロシージャ 状態Aのように文書1を「縦に分割もどき」していて、文書2も存在するとき、 状態Cのようにする。 □ マクロツールバーへの考慮  SplitWindow.iniの[KYOTU]セクション中のLeftMargin,TopMargin,Right Margin,BottomMarginの値を変えると、最大化もどきや、並べて表示もど きの位置をデフォルトから調整することが出来ます。マクロツールバー等 を使用している場合は、この値を調整して下さい。 ■段組のサポート 新しく開いたウィンドウを段組ウィンドウとして並び替えます。 □ 段組する Dnagumi プロシージャ  新しく開いたウィンドウを段組ウィンドウとして並び替えます。 ■設定ダイアログの表示 □ 段組の設定 DangumiPref プロシージャ  段組の設定ダイアログを表示します。 □ 分割の設定 BunkatsuPref プロシージャ ---------------------------------------------------------------------- ● 設定ダイアログ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┏━━━━━━━━━━━┳━┓ ┏━━┓ ┏━━┓ ┃ ┃ ┃段組設定選択コンボ ┃↓┃ ┃登録┃ ┃削除┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━┻━┛ ┗━━┛ ┗━━┛ ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃ □ 同期スクロール ┃ ┃   ● 2ウインドウ間でワープする(ただの段組) ┃ ┃   ○ 同時スクロールのみ ┃ ┃   ○ WZ式ページ切替え ┃ ┃ ○ ワード式ページ切替え ┃ ┃ □ ページ切替え時にスクロールマージンを考慮 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃ 書式設定 ┃ ┃ □ 分割時に、フォント等を変更する ┃ ┃   ○ 指定のフォントに変更 [ フォント選択...] ┃ ┃ MSゴシック 16ポイント ┃ ┃   ○ 指定の書式設定に変更 ┃ ┃    ┏━━━━━━━━━━━┳━┓ ┃ ┃    ┃書式選択コンボボックス┃↓┃ ┃ ┃    ┗━━━━━━━━━━━┻━┛ ┃ ┃ □ 折返し桁数を画面幅に合わせて変更 ┃ ┃ × 書式を変更した場合は解除後元に戻す ┃ ┃ □ 分割時に、外部マクロを実行する ┃ ┃ 分割時 [マクロ...] ┃ ┃ 解除時 [マクロ...] ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃ □ 分割時に 毎回この画面を出す ┃ ┃ ┏━━━┓┏━━━━━┓ ┏━━┓ ┃ ┃ ┃OK ┃┃キャンセル┃ ┃適用┃ ┃ ┃ ┗━━━┛┗━━━━━┛ ┗━━┛ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 段組時の設定ダイアログ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┏━━━━━━━━━━━┳━┓ ┏━━┓ ┏━━┓ ┃ ┃ ┃段組設定選択コンボ ┃↓┃ ┃登録┃ ┃削除┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━┻━┛ ┗━━┛ ┗━━┛ ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃ × 同期スクロール ┃ ┃   ● 2ウインドウ間でワープする(ただの段組) ┃ ┃   ○ 同時スクロールのみ ┃ ┃   ○ WZ式ページ切替え ┃ ┃ ○ ワード式ページ切替え ┃ ┃ □ ページ切替え時にスクロールマージンを考慮 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃ 書式設定 ┃ ┃ □ 段組時に、フォント等を変更する ┃ ┃ ┏━━━━━━━━┓ ┃ ┃   ○ 指定のフォントに ┃ フォント選択...┃ ┃ ┃ MSゴシック 16ポイント ┗━━━━━━━━┛ ┃ ┃   ○ 指定の書式設定を選択 ┃ ┃    ┏━━━━━━━━━━━┳━┓ ┃ ┃    ┃書式選択コンボボックス┃↓┃ ┃ ┃    ┗━━━━━━━━━━━┻━┛ ┃ ┃ ┃ ┃ × 折返し桁数を画面幅に合わせて変更 ┃ ┃ × 書式を変更した場合は解除後元に戻す ┃ ┃ □ 段組直後に、外部マクロを実行する ┃ ┃ 段組時 [マクロ...] ┃ ┃ 解除時 [マクロ...] ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃ □ 段組時に 毎回この画面を出す ┃ ┃ ┏━━━┓┏━━━━━┓ ┏━━┓ ┃ ┃ ┃OK ┃┃キャンセル┃ ┃適用┃ ┃ ┃ ┗━━━┛┗━━━━━┛ ┗━━┛ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ □ 簡単な補足 ・ 各記号の意味です ●-- 選択中のオプションボタン(またはラジオボタン) ○-- 非選択中のオプションボタン(またはラジオボタン) ×-- チェック中のチェックボックス □-- 非チェック中の チェックボックス ・  分割・段組は、便宜的に2種類に分けていますが設定を同じくすれば、 同じ動作になります。 ・  同じ設定をした場合に分割・段組の指定で違い分割 − 上下分割と、 左右分割がある段組 − 縦書きのとき、二つの画面を上下に配置する横 書きのとき、二つの画面を左右に配置する(切替えは出来ないものとす る) ・  「同時スクロールのみ」とは、β7の同期スクロールと同じものです。 (当然スクロールマージンも変更しない) ・ 「同期スクロールはページ切替え」は画面1,2を繋げて、デフォルトで WZようなページ切替えをします。 ・  「2ウインドウ間でワープする」とは、通常に段組と呼ばれる 1画面目 から2画面目へのフォーカス切替えを含むカーソル移動です。 ・  「ページ切替え時にスクロールマージンを考慮」をチェックしたとき の動作は同期スクロールモードによって異なります。 1.「2ウィンドウ間でワープする」を選択した場合は文書1にフォーカ スがあれば、上スクロールマージンだけが適用されます。文書2にフ ォーカスがあれば、下スクロールマージンだけが適用されます。 2.「同期スクロールのみ」を選択した場合は、この機能は通常のスクロ ールマージンと何ら変わりません。 3.「同期スクロールはページ切替え」を選択すると、スクロールマージ ンは0になりますが、ページ切り代わり時にスクロールマージン分を 重ねて表示します。↓キー(縦書きの場合←キー)でカーソル移動し ていけば最後の“下スクロールマージン”分はページを切り替えた後 にも表示します。逆に↑キー(縦書きの場合は→キー)でカーソル移 動させた場合は、最後の“上スクロールマージン”分はページを切り 替えた後でも表示します。 ※ ホイールでの同時スクロールに関する注意事項  書式設定で、縦スクロールを表示していて、尚且つ、スクロールモー ドで「同時スクロールのみ」を選択すると、ホイールでスクロールをす ることが出きるかもしれません。 ロジクールのマウスユーティリティならば「オフィス97互換のみ スクロール」という項目があったらチェックを外して下さい。  また、どこでもホイールを使って、QXの編集ウィンドウ上でCTRL+ALT +SHIFTキーを押しながらホイールをスクロールすると設定ダイアログが 出てくるので、“スクロールする行数”に適当な数を入力して、“スク ロール行数変更”ボタンをクリックして下さい。縦スクロールバーさえ 表示してあれば2画面同時スクロールが可能になります。 ・  書式選択コンボボックスは、分割や段組をしたときにQXの書式設定で 変更することが出来ます。書式に変更することが出来ます。 ・  「折返し桁数を画面幅に合わせて変更」とは分割した直後のウィンドウ サイズに合わせて、@Widthを変更することです。 ※ 折り返す桁数が短すぎると感じる場合は・・・  QXエディターは [書式設定]−[行頭禁則文字をぶらさげる]をチェッ クしているtと、折返し桁数を一度に表示できる限界まで広げて“行末の ぶらさげた文字”を編集しているとき一番行末の地点で、スクロールし てしまいます。(画面中で表示しきれているにも関わらずです) これを ふせぐために、画面の文字数をぶらさげ文字数(全角)+1文字余計に 折返し桁数を少なく設定しています。 (つまりぶら下げ文字数が1のと きは表示桁数を3減らしている)  しかし編集をしない場合や、本当のギリギリまで折返し桁数を大きく したい場合は、SplitWindow.iniの[KYOTU]セクション内でBURASAGE_ SCROLL_MODE=0 を設定して下さい。そうすると、ぶらさげ文字数が1の とき折返し桁数が2減らすようになります。なお、ぶらさげ文字数とい うのは、全角単位です。 ※ 編集部の左側を余白を大きくしている場合QXエディターでは行頭直 前の余白部分を隠し設定で調整することが出来ます。(Mark2dOTpLUS) それによって折返し桁数が画面幅に調整できない場合は、 SplitWindow2.mac,SplitWindow.mac, SplitWindowExtention.macの returnwidth関数を編集して下さい。 ・  分割や、段組していたウィンドウが片方閉じたとき(正確にはウィンド ウが残ったウィンドウがアクティブになったとき)は、分割を解除したと 見なすようにします。 変更した書式などを元に戻すことが出来ます。 ただし、この場合は、分割(または段組)解除後にコールされるマクロは、 実行されません。 ・  「分割したときに任意のマクロを呼び出す」というオプション案を追加 しました。 ・  初回起動時には、「段組設定選択コンボ」には 「デフォルト推奨値」 と入れておく(上記の値をデフォルトに) ・  指定の書式設定に変更を選んで、書式選択コンボを選ばないことエラー を出す。 ・  β7ではAutoZkeyでも、このマクロを呼び出すように指示してあります が間違いでした。AutoZkey2で呼び出すのアリでしたが、AutoZkeyで呼び 出すと感じ入力が出来なくなってしまいます。AutoZkeyに、Sycrosizeを 呼び出している場合は削除して下さい。 ---------------------------------------------------------------------- ● コマンドラインオプションによる実行 ・  コマンドラインオプションのサポートをしました。 Dangumi 段組表示 SplitWindowDummyO 上下分割 SplitWindowDummyV 左右分割 SplitorRestoreWindowO 上下分割または戻す SplitorRestoreWindowV 左右分割または戻す  これらのプロシージャには、既に設定してある段組番号(*1)を1番目の コマンドラインで指定すると、その設定番号(*2)で自動的に段組表示(*3) を行います。 *1:SplitWindowDummyO、SplitWindowDummyVでは分割番号です。 *2:設定番号とは、分割及び段組の設定ダイアログで保存した番号です。 設定番号が同じでも、分割と段組の番号は別に管理されています。 *3:SplitWindowDummyO、SplitWindowDummyVでは分割表示です。 □ キーボードの定義例 SplitWindow.mac,Dangumi,3 (3番目の設定で呼ばれます。3番目の段組が無い場合は段組しません。) SplitWindowDummyO,1 (1番目の上下分割が呼ばれます。) SplitWindowDummyV,1 (1番目の上下分割が呼ばれます。) □ 他のマクロから呼び出す応用例 @@JumpMacro "SplitWindow.mac,Dangumi,3" 例えば、ねこみみさんの 飛んで開くなどを少し改造すれば、ファイル を開いた瞬間に、段組の設定が出来ます。ただし、自動実行マクロから @@JumpMacroは使えないので AutoOpen等の中に書くのでは無く、@@ OpenFile した直後などで呼び出す必要があります。ねこみみさんまく ろとの併用をお勧めします。 ---------------------------------------------------------------------- ●変更履歴 2001/6/1  分割したまま並べて表示機能の追加 2001/6/6  ウィンドウ分割バーもどきの追加 2001/6/7  分割解除したときに、アクティブなウィンドウを閉じていたのをアクテ ィブでは無いときのウィンドウを閉じるように修正 2001/6/7  オプションで、同時スクロール(またの名を段組み?)機能をつけた   SplitWindow2.txtを参照して下さい。   やってみると結構便利なのかも。   スクロールバークリックや、マウス移動(うちのロジクールのドライバ)   でスクロールする分にはタイムラグは無いです。   分割を解除してウィンドウを閉じる機能の追加     (同梱のQMAファイル参照) 2001/6/10  スクロールバーをドラッグした直後に参照ウィンドウをアクティブに したときに、直前のウィンドウに合わせてアクティブになったウィンド ウのスクロールバーを自動的にスクロールさせるようにした。 2001/06/11  片方のウィンドウのサイズを変更したときにもう片方のウィンドウ サイズがついていくようにした。 2001/06/12  分割時に全角のファイル名の場合にエラーが出ていた件を対処 2001/06/14 β8で、Windows2kと98でエラーになる個所があったのを対処 2001/06/15 漢字のファイル名のときにエラーが出ることがあったのを対処 2001/06/17  分割前に@TitleBar$を変更されると、うまく自動カーソル移動ができ なかったことがあったのを対処 2001/06/18   設定をダイアログで定義できるようにした。 2001/06/20   設定をiniファイルに保存できるようにした 2001/06/21  折り返ししたときに、折返しマークや、禁則での「ぶらさげ文字」、 原稿用紙文字及び改行マークを表示できていなかった件を対処。  外部マクロ(SplitWindowExtention.macで、分割時に、「分割を保って 最大化」や、「段組時に行番号を消す」「段組時に境界線のスクロール バーを消す」「段組時に境界線のスクロールバーも行番号も消す」 「段組解除時に元に戻す」などの機能を選べるようにした。   SplitWindow.qmaを整理した。これにより段組の各機能を [ウィンドウ(W)]メニューの中に整理して表示するようにした。 2001/06/21  コマンドラインオプションの追加。その他バグ修正、共通化所をいく つか関数にまとめた。そのときの失敗で バグがあるかも。 あったら教 えて下さい。 2001/06/22  分割を保って最大化を戻す機能を追加。折り返し桁で表示桁を調整し たときは、分割時や段組時のみでなく、分割や段組を解除するまでずっ と追従するように変更した。 設定ダイアログで縦書きフォントを選べ なかったのを修正した。 ---------------------------------------------------------------------- ● Special Thanks  ここに挙げさせて頂いた方々のご協力、お知恵或いは、成果物が無けれ ば本マクロは完成しなかったと思います。この場を借りて感謝の辞を表し たいと思います。 なおお名前の掲載について問題がありましたら削除・ 修正いたします。ただし順番は深く突っ込まないで下さい。胃が痛くなる ので(笑) 三浦さん :そもそも分割ウィンドウを必要とする人が居なければ、作成 する気にならないマクロでした。 銀月堂さん:仕様を一部考えてくれたり、作りかけのテストを手伝って頂 きました。6/11〜6/22のバージョンは全て非公開で 銀月堂さんがテストして下さいました。(といっても、銀月 堂さんに何の責任も無いので、ML以外で銀月堂さんに、本マ クロの質問はしないで下さい。MLでは多分いいですよね?> 銀月堂さん yookさん :マクロナースリーという場所を提供して頂かなければ、この マクロを公開することは無かったでしょう。 土佐馬さん:「2ウィンドウでワープ」という言葉は、この方の「2ウィ ンドウ一体化」より一部頂きました。そのままでも良かった んですが、とても拙作のマクロは一体化と呼べる代物でない 為、勝手に変更して使わせて頂きました。他にはページ切替 についていくつかご意見を頂きました。 ittokuさん:テスト報告や、機能について貴重なご意見を頂きました。 itamさん :いろいろマクロについて教えて頂きました。最初に同期マク ロを考えたのは、itamさんが元祖です。 reimyさん :MLでのMIFES互換の分割マクロ等を参考にさせて頂きました。   norisさん :この説明を書いてるときに、norisさんのマクロが超超超大活 躍だったりする。 QXの箇条書インデントとの組み合わせ次第 で無敵の整形ですね。 稀Jrさん :実はダイアログでマクロ内のprocを表示する処理は90%メ ニューカスタマイズマクロ2から、パクリ・・いやいや参考 にさせてい頂きました。 ねこみみさん: DialogBuilderマクロが無ければ、私のマクロにダイアロ グは付けなかったでしょう。分割時のマクロを選ぶダイア ログについている検索機能は、メニューカスタマイズをパ ク・・・どこかで書いたような。デジャヴュ? norisさん :これ全部、段組整形マクロで書いてます。 arakenさん:QXというエディタが無ければそもそも 使用者のみなさん:こんなに導入しづらいマクロをわざわざ組み込んで頂 きありがとうございます。