− 藤田さん、今日はちょっとお願いなんですが、私のHPの「QXユーザー直撃インタビュー」というコーナーに、参加していただけないでしょうか?

へっ? 私、ですか?
まさか私にお呼びがかかるとは想像だにしておりませんでした。

 − あれ? いつか一度、裏MLでお願いしておいたような気がしましたが……。

い、ホントに?
ターゲットはパワーユーザーオンリーだと思っていましたので、 右の目から入って左の目に抜けていたのかも知れません (^^;)
それで、インタビューというのは電話でやるんでしょうか?
声に自信がないので、電話ではちょっと。。。

 − いえいえ、私がメールで質問して、それにお答えいただきます。
なかには、へちまやさんのインタビューを読んで以来、yook が本当に自宅に押しかけると思っている人もいるらしいですね(笑)。
メールでやりとりしてから、インタビューっぽいリアリティーを出すために、ちょっと脚色します。

なるほど、それで ML の参加者全員を網羅するおつもりですね?

 − いや、それは到底無理でしょう。しかし、どうしても対象は表と裏のMLで発言をされる方になります。何となくお願いしやすいので(笑)。
以前MLで、「キーボード派 vs マウス派」という話題になったとき、藤田さんもバリバリのマウス派だと知りまして、いつかインタビューしようと思っていたんですよ。
さて、それでは始めましょうか。


藤田さんのプロフィール

職業:

仕事のことを考えるとブルーに(古いか?)なってしまうので 余り言いたくありません。
何の事はない、単なる物流会社の職員ですが。

自己紹介:

う・・・む・・・
千葉県在住の 30 代後半。
一頃流行った小学館の動物占いによれば「ゾウ」でした。
(さて、私はいくつでしょう?)

一言で言えば自他共に認める「変わり者」です。
ちなみに血液型は B です。

ちなみに記憶力に欠陥がある、との評価も。
(その割りに下らない事を覚えていたりする)

ちなみに活字中毒との風評も。

使用マシン:

中古で買った 94年式 M5。
やはり直列 6 気筒が一番しっくりきますね。
タイヤはもうワンサイズ細い方が気持ち良いかも。
パワーを発揮させなければ十分以上ですし。
あと、ステアリングはもうちょっと小径で太い方が好みです。

ではなくって、パソコンの話ですね?

去年の 12月に購入した
DELL Inspiron 3700 - PenIII 500 - 384 MB

オフィスではショップブランドのデスクトップがあてがわれているのですが、
この自前のマシンの方が能力高いので、
これを担いで自宅と会社を往復しています。

OS は W2K Pro と Win98 でパーティションを別けています。

主な使用ソフト:

Microsoft Excel, ThumbPlus, Paint Shop Pro,
WinDVD, SETI@home

あ、Editor では QX と K2Editor を主に使用しています。

QX使用歴:

え〜、調べてみましたら、araken さんにシェアを振り込んだのが 97 年 11 月 28 日 となっておりました。
なので、2年 4ヶ月 ですか。




 − 会社でのお仕事にQXを使っておられるんですね。具体的には、どんな作業に使用していますか。

業務上の文書作成や、テキストデータベースのお手入れ、といったところす。

 − QXを使い始めたきっかけや、それまでどんなソフトで書いていたかを教えてください。

DOS の頃は VZ オンリー。
Windows 3.1 からは WZ がメイン。

所謂「Internet を始めた」のは Win95 が出た辺りからで、
それからは Web 上で手に入る色々なエディタを
とっかえひっかえ試していました。

何時頃だったか覚えていないのですが、
一度 QX を試した事もありました。
が、「なんだか難しそう」とあっさり放棄。

取り敢えず Dana が私のハートを射止め、お付き合いが始まりました。
見た目が整っていて、とてもすっきりした印象があり、
その印象の割りにはなかなかの高機能。
キーアサインの変更もしやすく、一目惚れ、でした。

が、生来の浮気性、というべきか
一方では Dana をメインにしつつ、他方ではエディタ遍歴が続きました。
(今でも Dana はとても良く出来たエディタだと思っています)

ある日、「エディタで縦書を使いたいっ!」と思い、
友人の勧めで MM エディタを試用。
けれども見た目のデザインがと〜っても気に入らない。
もっとすっきりした外見の縦書エディタはないのかっ!
と探したところ QX と再会。

というわけで、現在に至っています。

 − かなり遍歴したんですね(笑)。それで最近はQXに落ち着かれたわけですが、「決め手」というか、QXの特に気に入っているところを、三つだけ挙げるとしたらどんな点でしょうか?

3つだけ?・・・う〜んと・・・

1. 充実した印刷機能
少なくとも今まで試したエディタの中では一番詳細設定が可。

2. 深〜いカスタマイズ性
弄くっているだけ快感。
(ファイルバーのボタン上のメニューもカスタマイズしたいっ!)

3. 強力なマクロ師陣の存在
自分ではどうにもなりそうにない時でも、いざとなれば
ML 上でお願いすれば大抵の事は何とかなるかもしれない、
という他力本願な安心感。


 − あ、この 2 番目の、「ファイルバーのボタン上のメニュー」というのは、以前MLでも要望を出されていましたね。

要望だしましたっけか?
記憶力に難があるので。。。(^^;)

 − いや、私も記憶力に難がある点では自信があるんですよ。よく言われます。
たぶんどなたか他の方だったのかも知れません。で、要するに、ファイルバーを右クリックしたときに出るメニューを変更したいわけですね?

そうです、そうです。

複数文書を開いていて、かつ、
口に煙草を咥えて、
左手にコーヒーカップを持って、
右手でマウスを掴んでいる時、
選択した文書を楽に閉じたい。 訳です。

マウスの左クリックでボタンを選択し、
その場で右クリック、
コンテキストメニューの一番上に「閉じる」
があって欲しいのです。

 − やっと最後にマウスの話題になりましたね(笑)。
私もマウス派なので、この機能には大いに興味があります。で、もしこの右クリックメニューを編集できるようになったら、どんな項目を入れたいのか、参考までに教えて下さい。

閉じる
上書き保存
名前を付けて保存
漢字コードを変えて開きなおす

辺りですかね。

 − なるほど。妥当な線だと思います。
このメニューが自由に編集できるようであれば、私ならマクロをいくつか割り当てるでしょう。
例えば、稀Jrさんの「ゴミ箱マクロ」とか、「取れたぬまくろ」それから、FileInformation あたりかな。
では今回は、これにて。どうもありがとうございました。


yook の勝手なコメント:  藤田さんとのやりとりで、「マウス派」について何となく納得のゆく説明を発見しました。考えてみれば、ごく当たり前のことだったんですが。

藤田さんと私の共通点は、マウス派であることと、もう一つ「記憶力に難があること」です。藤田さんの場合はご謙遜かも知れませんが、まあ、その傾向があるわけです。私がどうしてキーボード派にならないかというと、実はこの記憶力に重大な関係があります(笑)。
つまりたくさんのキーアサインを覚えるのが面倒なんですね。「そんなの覚えるくらいなら、ツールバーにボタンをいっぱい付けた方が楽じゃないか」と考えるわけです。 で、「記憶力にそれほど自信のない人がマウス派になる」のではないか、という仮説が得られました。
ところで、同じマウス派と言っても藤田さんと私には微妙な差があります。藤田さんはインテリマウス好みで、私はロジクールファンです。まあ、これも大した差ではなくて、ホイールのプッシュに機能を割り当てたいかどうか、ホイールをプッシュした後でマウスを横にずらすのが好きかきらいか、という程度の些細な違いです。



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