稀Jr さんのプロフィール

職業:
プログラマ
自己紹介:
自己紹介と呼べるものが無いのは恥ずかしいかな、
と思っているひと。
使用マシン:
自分用は、IBM ThinkPad 535 のみ
会社では、FMV Deskpower を随時アップグレードして貰ってます。
主な使用ソフト:
仕事は、Miscrosoft Office 製品と VIsual Studio が中心
QX, Perl, SQL-Server, Oracle などなど。
メーラーが、Outlook2000 という…。
WEB サイト: 
http://www.speed.co.jp/marenijr/ Visit Now!!


yook:まず最初に、この「稀Jr」というハンドルなんですが、MLの皆さんも「なんて読むのかなぁ」と思っているんじゃないでしょうか。
私は「まれじゅにあ」と読んでいますが、これで正しいですか?
稀Jrは、「まれにじゅにあ」と読みます。

yook:ほぼあたりでしたね。どんな由来があるんですか?
 かつて、大学で漫研だった頃、ペンネームとして使っていました。
「稀」の方は、大野安之の「That's イズミコ」に出てくるサガという少年の母親の名前。
「ジュニア」の方は、
カート・ヴォネガット・ジュニア から、カート・ヴォネガット
になって、ジュニアが取れた時に、付けました。

親がいないのにジュニアだけがいるというパラドックスを含めています。

yook:この由来に見当を付けられた人は、QXワールド広しと言えども、まず一人もいないでしょう。
では、おきまりの質問に入ります。えー、QX使用歴はどれくらいですか?
やっと、半年になります。
2ヶ月前から安定期に入っています。

yook:  たった半年ですか? 驚きですね。二、三ヶ月前に Trash マクロ(稀JrさんのHPからダウンロード可能。カレントファイルをゴミ箱に入れて履歴から消去するマクロ)を作っていただいたことがありましたが、やっぱりプログラマの方だと、QXの使いこなしも楽なんでしょうね。
それで、「安定期」というのは、「すべての作業をQXで出来るようになった」という意味ですか?
「安定期」というのは、いろいろとエディタを遍歴していると前のエディタ操作と同じ状態にしたいし、新しいエディタで出来る新しい機能を使いたいし、あれが足りないとか、これが不満とか、いうモロモロがあって、仕事を進めるよりも、マクロを作ったり行間を変えてみたり文字色や背景色を変えてみたりという時間がなくなって、といろいろやらなくなった、ということです。

現在では、大体オッケイだね、という満足感でエディタを使っている、という状態です。
 最初の頃は、WZとQXを両天秤で使ってたりしました。

yook:  主としてどんな作業にQXをお使いですか?
 第一がプログラミング…と言いたいところなのですが、最近は、Visual Basic とか Visual C++ の標準環境を使って作業をしています。ただ、検索とかタグとか、別のファイルを参照しながらとか、が楽なので、カット&ペースト&作業場用に、QXエディタは常に立ち上がった状態になっています。

 あとは、つたない小説書きと、メール書き。これは、縦書きを中心に使っています。
 最近やっとこさ、自分なりの縦書きスタイルを作ったところです。

yook:  本当は画像を見せていただけると良いのですが、その「稀Jr スペシャルの縦書きスタイル」について、簡単にご説明願えますか?
 スペシャル、というほどではないのですが、行間を調節したり、罫線を表示したり非表示にしたりと試してみて、思考の邪魔にならない縦書きスタイルを確定した、という感じです。

 行間1/4フォント、文字間2ドット、縦横罫線あり、文字はMS明朝(どうも明朝の方が書くときに誤字になりにくいみたい)、背景色がわら半紙色(R:225,G:225,B:196)、という感じ。

 で、桁数はやっぱり40文字がぴったりくるようです。なぜか…。結局、原稿用紙何枚分、というのが気になるのでしょう。

yook:
この「わら半紙色」というをやってみました。自分の標準画面色と似ているせいかもしれませんが、なかなか書きやすそうな色ですね。では次に、QXを使い始めたきっかけや、それまでどんなソフトで書いていたかを教えてください。

 DOSの頃は、VZで、WindowsになってからWZ(時に秀丸)を使っていたのですが、WZ2.0 が良く落ちる(普通の状態で5,6枚以上開くのが悪いのかもしれませんが)のに耐えかねたのと、マクロが簡単なエディタを探して、QXに辿り着きました。

 時には、EmacsやMuleを使っていましたが、ちょっとノートブックでは使いづらいのと、Lispが書ききれなかったので断念しました。

yook:  QXの中で、特に気に入っているところを三点挙げてください。
第一に縦書きが出来ること。
第二にマクロがBasic風であること。
第三にメニューがフルカスタマイズできること。メニューのフルカスタマイズは使い込んでくると結構ポイントが高いような気がします。

yook:  その他、特にお勧めの機能や設定、初心者の参考になりそうな工夫や必殺技などありましたら、是非ご紹介ください。
 最初、メニューの多さに戸惑いました。たくさん機能があるけど、実際に自分が使う機能は少ないし(プログラマのくせに)。
 結局、あの多いメニュー(ちびQXプロジェクトが出る前だったので)を整理することから始めました。ただ、メニューから消えてしまうと後から使う時に困るので、がんがんインデント( cascade/end )をつけて、拾ってこれるようにしました。メニューが縦に短くなるのでノートブックの場合は楽ちんです。

yook:  よく、「QXは設定などが面倒で、初心者には敷居が高い」という意見を耳にしますが、これについては、どう思われますか?
非常に短期間で使いこなせるようになった秘訣などありましたら、お願いします。
QXに王道なし!、というのが本音。
んが、やっぱり「茄子QX」とかから始めるとOKなんでしょうか?

yook:  これからQXを使い始める人に、アドバイスを送るとしたら、どんな点を上げられますか?
文書はワープロソフトで、文章はエディタで、という切り分けが出来るとエディタという文化(と思う)がスムーズに理解できると思います。
で、あえてなぜQXなのか、と言えば、やっぱり「Basic風のマクロ」の魅力、でしょうか。

yook:  今後、QXに望みたい機能や仕様などがありましたら、お願いします。
CreateObject で COM を扱いたい…という無理な注文(笑)

yook:  どうもありがとうございました。



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