============================================================ 【ソ フ ト名】 TTeX fillout for QX --- LaTeXコマンド補完 ver 1.10β7 【登 録 名】 TTEX11B7.LZH 【バイト 数】 14454 bytes 【検索 キー】 1:QX 2:$WIN32 3:#MACRO 4:#TEX 【著作 権者】 北條 正樹 (itam) (YRL02360) 【対応 機種】 QX ver6.0A 以降が動作する機種 【必要ソフト】 1.エディタ :QXエディタ 及び 拡張キット 2.TeX環境 :DOS窓コンパイルを基本とする (Win95/98/NT NTは未確認) 3.dviout 【掲 載 日】 1999/5/27 【作成 方法】 LHAで解凍後、下記のインストールの項を参照 【サポート会議】nifty:FWINAL/MES/08 もしくは QX-ML もしくは メールにて mailto:YRL02360@nifty.ne.jp 【ソフトウェア種別】 フリーソフトウェア 【転載 条件】 メディア対価以上を求めない限り自由 ============================================================ 【履 歴】 1.10β8 ● 環境を挿入する場合の@TopLineが検索のために移動してしまわ ないようにした。 1.10β6 -> 1.10β7 ●手作業で、dviファイルを削除してしまった時に、自動的にコン パイルせずに開こうとしていたバグを修正。 【ソフト紹介】 以下のマクロが同梱されています。 ★TTeX fillout ★TTeX compile ★環境を閉じる ★それらのセットアップ ★プリアンブル編集補助 ★AUX、LOGの閲覧補助 ★リスト入力(開発中) ★その他入力支援 以下のファイルが同梱されています。 TTeXfill.txt 今読んでいるファイル TTeXfill.mac マクロファイル QXのディレクトリがC:\QX、 マクロディレクトリがC:\QX\Macro とするときの推奨ディレクトリを下記に示します。 C:\QX\Macro\TTeX\TTeXfill.txt 解凍する必要すらありません。 C:\QX\Macro\TTeXfill.mac マクロディレクトリ C:\QX\Macro\TTeX\TTeXfill.dic マクロディレクトリの中のTTeX C:\QX\TTeX\TeXfill.txt どこでもいいです。 ★TTeX fillout ● QX用のTeXコマンド補完入力マクロです。 ● 補完辞書をつけてありますが、自分で改変してください。辞書 はあくまで私用に作られています。 ● 補完はTeX環境によりません。何時でも実行できます。 ★TTeX compile ● QX用のTeXコンパイル等もサポートしましたが、流動的です。 DOS画面でコンパイルしている方を対象にしています。impress のTeXなどを使用している方はDDE接続ですので、このマクロで のコンパイルはできません。別途メールください。 DDE接続によるコンパイルは対応予定ですが、時期は未定です。 接続の詳細が分かれば、対応は早くなります。 【特 徴】 ★TTeX fillout ● 呼び出し型です。 ● 以下の様にコマンドの補完を行います。 (1)"\s"と入力した時、カーソルが"s"の後にあるときにこのマクロ を実行すると"s"(大文字小文字関係なく)で始まるコマンドのリ ストが表示されます。もちろん、"\sec"としたところで実行し ても"sec"で始まるコマンドが表示されます。 (2)"section{!}"を選択すると、"ection{}"を補完した後、最初に 現れた括弧の間にカーソルを移動します。"!"はIME ONのフラ グです。個人的に変更してかまいません。なお、"!"は括弧{}内 でのみ有効です。なければIME OFFです。"\S"で実行した際に section{!}を選択したときは、"\section{}"と入力されます。 (3)"\arra"と入力したところで実行すると、初期の辞書では "array#\begin{array}{}\end{array}"と、"arraystretch{}"な どがあると思います。後者は(2)の通りです。前者はarray環境 のことで、選択すると"#"以前を削除し、"\end"の前で2回改行、 "{}"および"{!}"がある場合は最初の括弧の間にない場合は "\begin"と"\end"の間の行にカーソルが移動します。 ● 多くのWindows用TeXマクロの様にリストから選択する必要はあ りません。その代わり、コマンドの頭文字すら思い浮かばない 時は、コマンドは入力できませんので、悪しからず。コマンド 入力にリストから入力するのは面倒な人向けです。 ● リスティングはQX内部機能なので処理は高速かつ、 マクロ自体は簡素です。 ★ TTeX compile ● TeXの編集中に実行してみてください。うまく動かないときは連 絡ください。DOSOUTを使っていますが、QXの内部機能として実 行しているわけではないので、内部機能であるDOS出力の取り込 みをやってみてもLOGは取り込めません。CTRL+[TO]で DOSOUT.logを表示してください。 ● ?でとまったときは、自分で対処してください。xなどで終了し たときは、(最初に発見された)エラーの場所へ移動します。こ のときCTRL+[TL]、CTRL+[TO]でログを確認すると、エラーもし くは警告表示がマークされ、一覧表示されますので、表示へ一 遍に移動できます。 ● doDVI(CTRL+[TD])とDvi(CTRL+[TV])の違いは、Dviはただ単に起 動表示もしくはアクティブにすることしかしませんが、doDVIは 必要に応じてコンパイルしてから、DVIします。 【インストール】 ● 解凍すると先に示したファイルが入っています。それぞれ適切 な場所に入れてください。別の場所に置きたいときは TTeXfill.macの冒頭の設定を変更してください。 ● キーをバインドしましょう。CTRL+[T]を使っている人は別なも ので代用してください。(TeXの[T]のつもり) CTRL+[TM] TTeXfill.mac,main メニュー(Menu) CTRL+[TC] TTeXfill.mac,doTeX TeX(Compile) CTRL+[TD] TTeXfill.mac,doDVI TeX->DVI表示(Dvi) CTRL+[TV] TTeXfill.mac,Dvi DVI表示(View) CTRL+[TS] TTeXfill.mac,SetUp セットアップ(Setup) CTRL+[TL] TTeXfill.mac,log .logの閲覧(Log) CTRL+[TO] TTeXfill.mac,DOSOUTlog DOSOUT.logの閲覧 (dosOut.log) CTRL+[TA] TTeXfill.mac,aux .auxの閲覧(Aux) CTRL+[TT] TTeXfill.mac,rtntex .texに戻る(Tex) CTRL+[TP] TTeXfill.mac,PopUp リスト入力 (Popup)(未対応) CTRL+[TF] TTeXfill.mac,FillOut 補完入力(Fillout) CTRL+[TI] TTeXfill.mac,InsertPreamble プリアンブル挿入 (Insert) CTRL+[TE] TTeXfill.mac,EditPreamble プリアンブルへ飛ぶ (Edit) CTRL+[TU] TTeXfill.mac,MarkUpSection 見出しマークアップ (markUpsection) CTRL+[Enter] TTeXfill.mac,FillOut 補完入力します SHIFT+[Enter] TTeXfill.mac,PopUp リスト入力 (Popup)(未対応) ● CTRL+[TM]でメインメニューを起動し、セットアップしましょう。 セットアップからうまくいかないときは、メールで連絡くださ い。 【今 後】 ● 辞書の書式を変更して、より高速にします。 ● リスト入力を完成させます。 ● 選択時の括る入力もサポート(リスト入力) ● 括弧の補完もサポートします。 ● ショートカットキーの設定もセットアップで行えるようにする。 (未定) ● \label <==> \ref の参照機能。 【履 歴】 1.10β6 -> 1.10β7 ●手作業で、dviファイルを削除してしまった時に、自動的にコン パイルせずに開こうとしていたバグを修正。 1.10β5 -> 1.10β6 ● \がある場合の補完のバグ修正。 ● 単語の区切りとしていろいろな文字を追加。 1.10β4 -> 1.10β5 ● \がない時で行をまたがると上手く補完されないバグを修正。 1.10β3 -> 1.10β4 ● \がなくても補完できるように変更。 ● dvioutでなくWinTpicがアクティブになってしまうバグを修正。 ● その他バグを修正。 1.10β2 -> 1.10β3 ● LOGを勝手に開くのを、選ぶように修正。 ● その他バグを修正。 1.10β -> 1.10β2 ● QXが空白を含んだディレクトリにインストールされているとき に、DOSOUTが起動されないバグを修正。 ● キーワードファイルを添付した。 ● リスト入力がまだ固まらないので、リストファイルを削除した。 1.10 -> 1.10β ● マクロが止まりdvioutがアクティブにならないバグを修正。 私がどの様に行っているかを知りたい人は個別に連絡ください。 質問、要望、バグ、その他は私にメールにて連絡ください。 なおバージョンは1.10β7です。 QXはarakenさん作の高機能エディタです。 壁紙がエディタ内に貼り付けられます。(^^) 一応サポートは nifty:FWINAL/MES08 で行っていますが、 必ず回答があるとは限らないので、1週間回答がないとき、 もしくは早急に回答が必要なときは、メールください。 今回、TeX/LaTeXのコマンドのキーワードファイルを同梱してあり ません。辞書ファイル、キーワードファイルはβ2をダウンロード してください。 キーワードファイルとして設定してあげてください。 コマンドなどが着色されて、誤字脱字が極端になくなります。 リスト入力は、QXのバージョンアップにより、マクロ的には完成 していますが、辞書ファイルの編集が面倒なため中断しています。 自分で編集すると言う方は、個別にメールを頂ければDMします。 ============================================================ ダウンロードファイル名を『TTEX11B7.LZH』としてください。