島田です。
>(1)専用のHTML用QXと従来のQXはフォルダーが異なるのに何故、HTML専用の画面に従来の設定したものが表示されるのでしようか?HTML専用の中身は全く新しいと思うのですが。
レジストリの情報を共有してしまっているからです。レジストリについては、 http://www.katch.ne.jp/~aok/contents/backup/00013.html あたりが分かりやすいと思います。
通常QXは、特に指定しない限り、各種データをレジストリの HKEY_CURRENT_USER→Software→araken→QX というキーの下にある「1」というキーに保存します。 このあたりは、ウィンドウズのスタートメニューの「ファイル名を指定して実行」 で regedit と打ち込んで、レジストリエディタを起動してやれば、目に見えます。 (ただし、レジストリエディタでレジストリの内容を書き換えるのは、 初心者の場合は危険です……見るだけなら、ぜんぜん構いません)
複数のQXを使い分ける場合は、「1」以外のキーを使ってやる必要があります。 最も手っ取り早い方法は、HTML 用QXのショートカットのプロパティを開き、 リンク先を、C:\QX\QXW32.EXE -2 としてやって、起動するのです。 すると、レジストリの QX キーの下に、「1」と並んで「2」というキーが作成され、 以後、HTML 用QXのデータはそちらに格納されますので、以前からのQXと 干渉し合うことにはなりません。 詳しくはQXのヘルプの「起動時のオプション」をお読み下さい。
しかし、実のところ、複数のQXを使い分けるのに、複数インストールする必要 はないのですよ。かぶねこさんのページの http://homepage1.nifty.com/kabuneko/qx/qxeasy.htm あたりを読むと、「キー定義ファイルとは」という説明がありますね。 この「キー定義ファイル」と「1」「2」……などのレジストリ番号を 別々に指定してやることで、同じ場所にある QXW32.EXE をあたかも別のQXの ように扱うことが可能になるのです。 むしろファイル管理上は、そのようにした方がいいと思います。 |