まず、QXエディタで扱う日本語コードの「シフト JIS」、「JIS」、「EUC」で すが、これは2バイトコード(英数半角以外)をどういうふうに扱うか、という ルールが違う3種類の方法でファイルの編集ができる、ということです。ウィン ドウズでは通常「シフト JIS」ですが、ウェブ上の HTML ファイルには JIS の ものもありますし、EUC は UNIX の世界での標準で、これまたウェブ上のファイ ルに使われています。
「JIS規定の第二水準文字」というのは、「どの漢字をよく使う漢字のリストに 入れるか」という決まりであったと思います。コンピュータ上でどの「コードセ ット」を使って表示・編集するか、ということとはまったく別の問題になります。
そして、QXエディタ上での漢字やカタカナやひらがな、英数文字の色分けです が、基本機能にはありません。QXエディタで色分け表示するには、「キーワー ドファイル」を使います。初期状態ではQXエディタ本体のあるフォルダの KEYWORD.TXT です。
KEYWORD.TXT のなかは、6つの部分にわけて使うことができます。最初のグルー プから順に、QXの「共通設定」ー「色」で指定した「キーワード1」から「キ ーワード6」の色で表示されます。
キーワードファイルが有効になって色分け表示がオンになるためには、この色分 け表示を使いたい「書式」の設定の「テキスト」で、目的のキーワードファイル にチェックが入っている必要があります。また、ここで使用可能にするためには、 「共通設定」の「開発/キーワード」で使うキーワードファイルを指定しておき ます。
……というような仕組みになっていますので、KEYWORD.TXT に漢字、英字、その 他を、6つのグループにうまくわけて指定すれば、ご希望のようになるはずです が、キーワードは1行に1つずつ書きますので、たとえば漢字なら漢字を1行に ひとつずつ書く必要があります。
「ヘルプ」の「キーワード」の項目にある「キーワードファイルの書式」を参考 にしてやってみてください。 |