| テキストエディタやワープロで文章を書くとき、フォントはかなり重要ですよね。もっと話題になってしかるべきなのですが。
 
 現在のディスプレイの解像度では TrueType フォントの表示はどうしてもギザギ
 ザで汚くなってしまいます。MSゴシックやMS明朝がほかのフォントとどう違
 うのか、というと、TrueType の曲線データだけでなく、いろいろな大きさのビ
 ットマップデータを持っているのです。
 
 というわけで、主要なサイズのビットマップデータを持っているフォントなら、
 ディスプレイ上の表示がくっきりします。
 
 わたしが知っている限りでは、Canon Font Gallery のパッケージのなかの「平
 成明朝体 W3 / W5」、「平成角ゴシック体 W3 / W5」、「丸ゴシック体 Ca-L /
 Ca-M」にはビットマップデータがあります。この W5 あたりだと、少し大きめの
 表示にしたとき、MS明朝よりかなり太いです。
 
 また、NEC Font Avenue というパッケージがありまして、この中のフォントにも
 ビットマップデータがあります。一部ビットマップが共用になっていますが。
 
 ほかにもあるかもしれません。上のものは有料の商品ですが、それほど高くなか
 ったと思います。
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