「縦書きのとき、三点リーダーが横倒しになる」
とメーリングリストでの私（わせい）の質問にたいするarakenさんの答えは、つぎのとおり（メールの一部）。

>Windows 10 + 特定のフォントで発生。
>発生する場合でも … のみ出力するときは正しく表示される。
>例：「………」 のみとか、「…あ」のような2文字でも「…」または「あ」の色が違う場合はOK
>キーワードファイルに … を設定して色を変えればかなりの確率で回避できますが、ダッシュなど
>その他の文字は無理です。
>
>よって現状での解決策は正しく出力されるフォントを使用する以外にないかと思われます。
>× Windows10付属フォント
>× DynaFont
>○ JSフォント(JustSystems)
>○ HGフォント(リコー)
'━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

つまり、三点リーダーはＱＸのキーワード機能を使って無理やり縦に（横倒しにならないように）表示できるが、
―（全角のダッシュ）
─（罫線）
などについては、このやり方は使えません。

この問題の原因はWindowsそのもののバグなので、根本的な解決はマイクロソフトが対処するのを待つしかありません。

あるいは、すでにこのバグに対処しているフォントを使うか。
上にあるとおり、
○ JSフォント(JustSystems)
○ HGフォント(リコー)

Windowsに標準装備されているフォントは全滅です。

上のメールをやりとりしたのは三年前 2018/08/20 ですが、いまもバグは修正されていません。マイクロソフトはそういう会社です。Windowsはほかにもいろいろバグだらけ。

AR さんは全角ダッシュではなく罫線を使っているのですよね。
だったら、─ を九十度ずらした │ を使うのはどうでしょう。

││ ← この二文字をコピーして縦書きのＱＸに貼りつけてみてください。

画面上では縦に二本、線を引いたように見えませんか？

私は、縦書き画面で縦の罫線を引きたいときは、このやり方で対処しています。
インチキだけど、とりあえず解決します。

＞わせい　様

　詳細なお返事本当にありがとうございます。
　HGフォントを使用したところ、問題が解決しました。
　本当に助かりました。ありがとうございます！

　NewQx α0.90につき、表題の通りの挙動で困っております。
　掲示板を拝見すると、すでに指摘がされている問題だったのですね。

　ステータスバーには、「選択状態で編集できないため実行できません」という
表示が見えます。
　どこかで切り替えることができそうなのですが、設定場所がわかりません。

　書き込みを拝見すると、「割り当て」によってとりあえず対応しておられるようですが、
よろしければどのようにされているのか、教えていただけないでしょうか。
　どうぞよろしくお願いいたします。

>　書き込みを拝見すると、「割り当て」によってとりあえず対応しておられるようですが、
>よろしければどのようにされているのか、教えていただけないでしょうか。

削除して左に進む DeleteBack が正常動作しませんが、いちばん近い機能である Delete（削除して右に進む）は正常動作しています。

選択範囲がある状態でしか Backspace キーを押さないのであれば、キー設定で Backspace に Delete 機能を割り当てれば削除はできます。

しかし、続けて押すと右に削除してしまうという問題があるので、選択範囲がある場合はキーボードの Delete キーを押し、単純に左に向かって1文字ずつ消すときは Backspace を使う、というあたりが安全かもしれません。

無意識に押すようなキーなので不便なのは確かですね。

Backspace キーに割り当てるマクロを作ってみました（VBS がよくわからないので試行錯誤してやっとできましたが、やってることは単純）ので、使ってみてください。

'選択範囲のあるなしで動作を変えて消去
function backspace
if ActiveDocument.Selection.Text = "" then
DeleteBack
else
DeleteChar
end if
end function

かぶねこ様

　ありがとうございます。マクロ、使わせていただきます。
　Deleteキーでも問題なく動くのですが、無意識でBackspaceを押し、その後に「あ、Deleteだった」と押しなおすということをしょっちゅうやっていましたので、
たいへん助かりました。

　わざわざマクロを組んでいただき、感謝申し上げます。

この問題はわたし自身にも不便だったので、ちょっと前から条件分岐のマクロを作ろうとしていたところでした。

お役にたったようでよかったです。

QXエディーの送金と料金
シェーアレンジから支払うと
テキストエディタＱＸ バージョンアップ(a)料金2200円、テキストエディタＱＸ(b)料金3300円となっていますが(a)と(b)を支払う必要がありますか。合計金額は5500円
【ご注意】下記商品は、今カートに入っている商品とは一緒に購入する事ができません。との注意書きありまが意味不明。
5500円を支払うと買い切りになり年間1000円の支払いはサブスクリプなんでしょうか。

投稿した理由
料金を支払たが中途で使用しなくなったと言うことになることがあるために過去にありました。年間1000円の支払いを選択したいのですがシェーアレンジでは年間支払いの選択はありません。
年間支払い先をご存じの方教えて下さい。

支払いについていろいろ検索したのですが、該当するサイトを見つけることが出来ずこのフォーラムの投稿いたしました。ファーラムに相応しくない投稿と思いますが、その時は注意してもらえると削除を致します。

New QX ではない「テキストエディタＱＸ」で追加料金が必要なバージョンアップは、もう20年くらいまえが最後だったのではないかと思います。いつからお使いなのかわかりませんが、たぶんバージョンアップ代金は必要ないと思います。

また、「テキストエディタＱＸ」は 2009/01/04 が最終更新となっており、Windows 10 でも動作しますし高機能ですが、一部の仕様が古いものであることは把握なさっておいたほうがよいかと思います。いっぽう作者の araken さんのサイトでは New QX のアルファ版が配布されています。アルファ版というのは一般論としては「まだテスト中なので無料で使用してよい」ものだと理解しています。興味が持てそうであれば、そちらもお試しください。

結論としては、いま初めて「テキストエディタＱＸ」のシェア代金を支払うのであれば、3300円の買い切りです。しばらく無料で試用できますので、じゅうぶん納得してからの支払いでよいと思います。

シェア料金の支払いをする前でも使用に制限はありません。