拡張 DLL (QX2(NewQX) for Windows XP,7 α0.31) 2012/09/16
概要
大規模文字セットをNewQX α0.31で表示するための実験的なプラグインです。
Tフォント と 今昔文字鏡 の2つが使用出来ます。
インストール
拡張DLLのインストール
newqxcodea01.zip 1104キロバイト
NewQX α0.31が必要です。
zipを解凍したら以下の2つのファイルをNewQXをインストールしたフォルダ(NewQX.exeのあるフォルダ)にコピーしてください。
qxcode_TFont.dll
qxcode_mojikyo.dll
これ以外のファイルはサンプルテキストです。
フォントのダウンロード
・Tフォント
http://charcenter.t-engine.org/tfont/download.html
(for Windows/zip 110MB) 2011-01版 tfontgt.zip
楷書を使用します。
tfontgt.zip内には明朝とゴシックもありますが、NewQXでは使用しません。
解凍したら、
T-Kaisho(GT)のTKaisho-GT01.ttc 〜 TKaisho-GT13.ttc
13個のフォントをインストールしてください。
・今昔文字鏡
http://www.mojikyo.org/#TTF_download
解凍したら
Mojikm01.ttf〜Mojikm15.ttf
Mojikm21.ttf〜Mojikm2A.ttf
Mojikm56.ttf〜Mojikm67.ttf
49個のフォントをすべてインストールしてください。
フォントのインストール
フォントのインストール方法はWindows標準の方法で行ってください。
http://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/global/233291.html
あたりを参照するとよいでしょう。
ファイル形式
保存した場合のファイル形式は
Tフォント
GTxxxxxx;
今昔文字鏡
&Mxxxxxx;
の様に変換されます。
また、これらの書式で貼り付けなどを行うと、自動的に変換されます。
たとえば、IMEの単語登録で GT073661; の9文字を登録すると、IMEでインラインで変換可能になります。
NewQXの文字列検索で検索したいときは \GT073661; のように頭に\をつけて検索してください。
その他
現在NewQXでは印刷はサポートされていませんので、印刷したいときは、NewQXで RTFでコピー後、MS-WORD、Wordpad、一太郎 などのRTF形式で貼り付け可能なアプリケーションに貼り付けて印刷してください。
使用方法
開くダイアログの右下のDLLコンボボックスからTFontまたはMojikyoを選んでからファイルを開いてください。
・Tフォント
TFont を選んでから サンプルファイルのTFontList.tft を開く。
・今昔文字鏡
Mojikyo を選んでから サンプルファイルのMojikyoList.mky を開く。
すでに開いてしまったときは ファイルメニューから 編集のやり直しEncode を選ぶと拡張DLLを指定できます。
サンプル画面
Tフォントと今昔文字鏡のサンプル画面
Tフォント を表示したサンプル画面です。
今昔文字鏡フォントを表示したサンプル画面です。
単語登録によるインライン変換
単語登録したい文字を選択してIMEの単語登録機能を呼び出します。
例として、「ひにくも」という読みで登録します。
「ひにくも」と入力し、
変換すると、先ほど登録した文字が表示されます。
IMEには GT073661; という文字列が登録されているため、実際にはGT073661;が変換候補になりますが、表示時にNewQXが変換してインライン表示します。
他のアプリへのコピー
RTF形式でコピーを行います。
wordpadで貼り付けを行うと以下のようになります。